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※本記事は、あくまでもラグビーについては全く無知な販促マンであるまきやの分析です。ラグビーに関しては的外れの部分があるかもしれません。ご容赦ください(販促の切り口、クチコミの切り口についてはご安心ください)。

ラグビーのW杯での日本代表の活躍で、一気に注目が集まりました。話題が拡がり、普段ラグビーを見ない人でも、多くの方が見たようです(私自身も、思いっきりその一人。ミーハーです)。

実際にTVの視聴率も、うなぎのぼりの様です。初戦の南アフリカ戦(9/20)は、地上波では生放送されず、録画放送でした。この時の視聴率は4.9%。BSでは深夜にリアルタイム(?)放送がされていて、そちらは0.8%だったようです。南アフリカ戦での快挙が大きなニュースになり、次戦の視聴率は上がります。次のスコットランド戦(9/23)は、地上波での放送があり15.0%、さらにサモア戦(10/3)は19.3%(瞬間最大25.2%)まで上がったとのこと。すごい注目の集まり具合です。

http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2015/10/05/kiji/K20151005011253751.html

 

普段はラグビーが大きな話題になることはありません(語弊があるかもしれません…でも、普段に比べて格段に大きな話題になっているのは事実かと思います)。それなのになぜ、こんなにも一気に注目が集まったのか? なぜ、こんなにも話題になったのか? この理由を探ることは、我々商売人がクチコミ販促・クチコミ集客をしかける時にも、大いに参考になります。

☆一気に注目が集まった8つの理由

ラグビーのW杯、日本代表に注目が集まったのには、下記の8つの理由があると考えています(あくまでも販促的な切り口)。

1)強豪国に勝つという快挙を成し遂げたこと
2)話題に火をつけた人がアツい人だったのでは?
3)日本人のコンプレックス(?)を打ち破ったこと
4)ヒーロー五郎丸!その4つの理由
5)潜在的な「知ってる」感
6)周りが見ているから、自分も見ないと遅れてしまう切迫感
7)実際に見たら、応援に力が入る・感情が入る
8)日本人がストレスを抱えている?

一つずつ、販促的な切り口で解説をしてみます。

 

1)強豪国に勝つという快挙を成し遂げたこと

日本が初戦で勝った相手は、南アフリカでした。こちらはこれまでにW杯を2回優勝したこともある強豪国とのこと。それが快挙だったのですね。「快挙を成し遂げた」というのが、まず大きなニュースになりました。

2)話題に火をつけた人がアツい人だったのでは?

その大きなニュースに喰いつき、喜んだのは、まずラグビー経験者・ラグビー関係者、元々ラグビーが好きな方々でしょう。単純な連想ですが、「屈強で体格もよく、アツい人物」とイメージできます。アツい人が盛り上がれば、熱も高まり、影響力も高まったのではないかと予想できます。

3)日本人のコンプレックス(?)を打ち破ったこと

スポーツは全般的に身体能力がだいじでしょう。その中でもラグビーは、体格や筋力など体つきがとてもだいじであるイメージがあります(たぶん合ってる)。でも、日本人は元々体格的には恵まれていません。それは他のスポーツを見ても同じで、技巧系では勝負ができても、筋力がものをいう競技だとなかなか厳しい。そういうイメージがあります。おそらく、日本人のセルフイメージの中に「日本人は、体格に恵まれていない」というものがあると思われます。それなのに、ラグビーという競技で競合に勝った。これが大きなイメージGAPを生んだのではないかと考えられます。GAPが大きいほど、ニュースのインパクトは大きくなりますから。

4)ヒーロー五郎丸!その4つの理由

日本代表メンバーの中でも、一番注目を集めているのが五郎丸歩選手でしょう。かっこいいですよね。チームスポーツであっても、一人のヒーローがいた方が感情移入して応援しやすくなります。で、五郎丸選手がヒーローになったのには4つの理由があると考えられます。

●プレースキッカーであること → 全員が注目するタイミング
●親しみ感のある名前 → 珍しい苗字で覚えやすい。また呼びやすい
五郎丸ポーズ → キックの前のあのポーズ。記憶に残ります。マネもしやすい。
イケメン → これ、だいじ。

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5)潜在的な「知ってる」感

人が興味をもち話題にするものは、基本的には元々知っていることや、身近なこと、「共通話題」にできることである場合が普通です。でも今回は、普段はラグビーに触れていない人もたくさん見ています(たとえば、ぼくのように)。なぜか?きっと、潜在的にぼくらはラグビーに触れてきたのではないかと考えられます。たとえばスクールウォーズのドラマや映画、「All for one One for all」というフレーズ、高校ラグビーの花園など、自分ではやらなかった人でも何らか触れてきたのではないかと。ここは想像でしかありませんが、それがないと大きな話題にはなれないと思うんです。

6)周りが見ているから、自分も見ないと遅れてしまう切迫感

ありますよね?周りの人が見て興奮しているから、自分もつい見ちゃう。周りの人がたくさん見ているから、自分も見ないと話題に乗り遅れてしまうから見ちゃう。そんな要素もあったでしょう。

7)実際に見たら、応援にが入る・感情が入る

実際にTVで観戦したら、応援に力が入りますね(ぼく自身もはじめてでしたが…)。拳を握って力を込めて応援しちゃう。「痛いっ」とかも含めて応援に力が入ります。感情が入れば記憶にも残るし、充実もします。人にも言いたくなります。人は共感したい生き物ですから、感情が入る体験をしたら、人にも言いたくなるものです。

8)日本人がストレスを抱えている?

ラグビーは体と体がぶつかり合う競技。自分ではなかなかできなくとも、見ていることで日ごろのストレス発散にもつなげているのでは?

 

☆我々商売人は、何を応用する?

これらを分析してお終いじゃぁ、つまらない。ぼくらは商売人ので、自分の商売に応用できる部分を見つけたいですね。

たとえば、五郎丸選手のヒーロー要素。これはお店でも工夫次第で応用できそうですね。また感情移入をしてもらう仕組み、これもうまくしかけを作って体験してもらえばリピート利用やクチコミにもつながりそうです。また、クチコミをはじめに拡げてもらう人をアツい人にする。人に影響力のある人に広めてもらう。その視点は十分に商売とも重なります。

「日々のニュースには、商売のヒントが詰まっている」。そう信じて見るようにすると、普段とは違った見え方ができるかも知れません。

 

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