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こんにちは!をかしな販促企画師のまきやです。

「笑いの技術」をテーマにした本を2冊読みました。きっかけは元お笑い芸人の方です。その方に「笑いの技術をビジネスコミュニケーションに活かす」勉強会をしてもらっていて、打ち合わせの時に教わったことです。いやー面白かったっす(「本を読んで笑える」と言う意味ではなく、すんごく興味深かったという意味で)。更に2冊注文してしまいましたもの。

ぼくは漫才師をめざしているわけじゃないし、爆笑を誘うセミナー講師をめざしているわけでもありません(でも、興味深く「面白い」と思って頂ける話はしたい)。

なんで「笑いの技術」に興味を持っているかと言うと、「コンテンツ作り」に活かせると思っているからです。ぼくはコンテンツを作ることが多いんです。メールマガジンやSNS投稿というぼくの個人的なコンテンツもありますが、雑誌への寄稿やお客さまが使用するコンテンツ(販促グッズ)の制作もしています。特に今力を入れている「1分間で良さを伝えるホワイトボード早送り動画」は、構成力が非常に重要なんです。その中では「笑い」を求めているわけではありませんが「見たお客さまが、ついつい引き込まれて最後まで見てしまう」という状況を創り出すことは必要です。「お客さまをくぎ付けにする」「興味づいてもらう」ということがめちゃくちゃ大事。その構成力をさらに高めるために「笑いの技術」を学んでいます。だって、プロのお笑い芸人さんの話って、目も耳も離せなくなりますでしょ?その技術が欲しいんです。


ビジネスマンでもすぐできるコミュテク本(右)

「話が面白い人 オモロない人」には、ビジネスマンでもすぐできるコミュニケーションテクニックが書かれていました。技術や理論を深めているわけではないですが、「このままやればいいよ」という「すぐに使えるテクニック」が多く書かれています。

ただ、個人的にハードルが高いなーと感じました。すぐできるんですけど、キャラクターを選ぶなーって。オーバーアクションを取ることが条件だったりするので個人的に難しくって…。人を選ぶかもしれませんが、ハマる人にはハマると思います。

個人的に「これは頂き!」と思ったのは、「パンチ語(P100 ~)」です。同じことを表現するのでも「パンチの効いた言葉」を使おうぜと言う項目。儲かっている「黒字」を「鬼黒」と言ってみるとか。この視点は切り口として持っておきたいなーと思いました。「ひと言で伝わる表現を作る」って大事ですから。


ホントの技術を手に入れたい!プロのための本(左)

「漫才入門」という本です。プロの漫才師や芸人さんを目指す方のための本。そういう方のための授業を文章に書き起こした本です。プロ用というかプロを目指す方のための本なのでしょう。これがめちゃめちゃ面白いんです!!!講師は著者の元祖爆笑王さんや放送作家さんです。テレビのお笑い番組を支えている方々です。その方々が、丁寧にお笑いの技術を解説してくれます。本書は「漫才を作る」ことをゴールにしていますので、ビジネスマンが活かすには取捨選択が必要です。

でも、それを差し引いてもメチャクチャ面白いっす!

読んでいて爆笑!‥‥ではないですよ。超興味深いんです。お笑いの構成ってこうやるのか―とか、順番がだいじなんだーとかですね、ただただTVを見て笑っていた裏には技術が詰まっているんだなーとわかるんです。プロの漫才師さんはただ面白いことを言っているのではなく、「技術」として緻密に計算してやっているんだということが分かります。

「ボケの3段階:あるある・ありそうありそう・なしなし」は、場を高めていく順番の話。いきなりとっておきの大ボケを持ってきちゃいけない。まずは「あるある」という共感から入って高めていく順番の話。これって漫才だけじゃないなーって思うんです。ぼくはセミナー講師としても活動をさせてもらっているから、そこでも当てはまることだし(別にボケて笑いを狙うという意味じゃないですよ。共感の得方とう意味で)、制作する1本間のホワイトボード動画でも、構成に活かせます。ビジネスマンだったらプレゼンの時にはすごく活かせる内容だと思います。

そして、「そんな種類があるのか――!」って思ったのが「ボケの種類」と「ツッコみの種類」です。「ボケ:リアル・言葉遊び・動きボケ・顔ボケ・ながらボケ・すかしボケ・かぶせ・下ネタ・過剰ボケ・自虐ボケ…」などなど19種類もの切り口が書かれています(たぶん、トッププロはさらに独自の技術も開発してる)。単純に「面白いことを考えよう」じゃなくって、技術として面白くする切り口を持っているから面白くできる。そりゃそうだなーって感動しました。

ボケと同様にツッコミにも種類があるそうです。「ドツキ・ノリツッコミ・例えツッコミ・スカシツッコミ・無視・一刀両断・リアクションツッコミ…」などなど、10種類のツッコミの切り口が掲載されています(こちらもボケ同様、トッププロはさらに独自技術があるのでしょう)

これはあくまでもプロの技術ですから、素人のぼくらがすぐに見につけられるわけはありません。でもぼくらはテレビに出て全国の視聴者さんに笑ってもらおうとしているわけじゃーない。身近なところでいいんです。トッププロほどの技術は求めていないんだから、ここに書かれている技術を見様見真似でも試したっていいじゃん!って思います。ぼくはこの本に記載されている技術は自分専用の「伝え方技術ノート」に転記して活用を試みますよー!

 

そしてこの本の極めつけは、最終章です。授業を受けていた新人の漫才師さんたちのネタ見せの書き起こしがあります。それにたいして講師3人がフィードバックをしているんですが、これがめちゃくちゃ面白いんです!プロはそんな視点で見てるのか――!ってのがたくさん。ビジネスに活かしたい人にとっては要らない章かもしれませんが、個人的にはめちゃくちゃ面白かったです。

この本を読んでの感想は「本当に面白い人って、こういう人なんだー」ってことです。表面的な面白みではなくって、見たお客さんの中に何を起こすのか、何が起きているのかを計算して作りこんでいく。ホントすごいなーって思いました。この人の本をもっと読みたいなーと思って、さらに2冊注文しちゃいました!もっと盗むぞーー!

 


まきやのTwitter https://twitter.com/shikakeruhansok