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先日、閉店間際のスーパーにいったら面白い商品が目立っていました。レジ前のワゴンにドーンと陳列されていたパンです。ハンバーガーでした。
このハンバーガー、切り口が面白いなーと思ったんです。他のものとは違う切り口で作られているんです。普通、ハンバーガーがパンコーナーで売られるとするとどんな切り口で作られるか。多くは「具材や味付け」です。

照り焼きバーガーとか
メンチカツバーガーとか
フィッシュバーガーとか
チーズバーガーとか
ベーコンレタスバーガーとか

パンにはさむ具材を主役にして工夫を凝らすことが多いですよね。それがよくあるパターンです。でも、先日見つけたバーガーは違いました。主役が具材ではなかったんです。

↓見つけたバーガーはこちらです。

ふっくらバーガーと言うもの。
ふっくらというのは具材のことじゃないですよね?具をはさむパンのことです。パンを主役にして「ふっくらしている」と言うことをメインに据えたハンバーガーだったんです。

面白いなーって思いました。
他は具材や味付けを主役にするのに、こちらはパンを主役にしていたんです。

 

注目するポイントが他と違うとお客さんの印象も変わります。応用のしがいがある切り口なんです。
このふっくらバーガーが売れてるかどうかは知りません。でも、この切り口はめちゃくちゃ考えがいがあります。他の商品でも、この切り口は活用出来ます!
たとえば、ペットボトルのお茶はどうでしょうか?

「普通の切り口」は…
・味わい
・ボリューム
・トクホなどの機能
が多いしょう。

ならば「ちょっと違う切り口」には何があるでしょうか?
たとえば…
・温度:常温がメチャ美味しい
・キャップを外すときに、猫の鳴き声がする
とかはどうでしょうか?

競合商品とは違う切り口なので
お客さまも違う印象を受けるはずです。
他にも、クリーニング店はどうでしょうか?
「普通の切り口」は…
・価格
・速さ
・営業時間
などでしょうか?
(ぼくが行かないので的はずれだったらすみません)

ならば「ちょっと違う切り口」は…?
・金運アップグッズが店内に100個ある
・スタッフさんが全員ガンダムのコスプレ
・ネコが5匹いる(タブーっぽいですね。だから良さそう!)
とかはどうでしょうか?

人気が出るかどうかはわかりませんが、他のクリーニング店とは違う印象になるのは間違いないでしょう。

ぼくらが日々扱っている商品は競合他社と同じような切り口であることも多いです。ちょっと違う切り口も考えてませんか?