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こんにちは!しかける販促マン&小道具しかけ術師のまきやです。商品の良さを伝えようとするとき「分かりやすく」伝えようとしちゃいけませんよ!というお話の2回目です。

前回は「分かりやすいが効くのは、分かりた人だけ」「それ以外の人には、分かりやすいよりも、欲しくなる表現がだいじ」「欲しくなるために、動画で工夫した5段階」の話をさせてもらいました。

■前回の記事:分かりやすく伝えるな!逆視点で表現すべし(その1)

今回はその続きです。「欲しくなる」を重視した場合に、ぼくは動画の構成で下の5つのポイントを意識しました。

【欲しくなる】を重視した場合
1)「え?」と興味付く(前回、解説済み)
2)「それ!わかるわかる!」と共感する
3)「確かにそうだなー」と納得する
4)「自分も変われるかも!」という期待を抱く
5)「ここまでやるんだから、すごい本なんだろな」と想像する


▼この動画の制作で工夫した点を解説しています。


1)については前回の記事で解説をしたので、本記事では2~4について解説させてください。一応、この動画を見て「欲しくなった」「買う」というレスポンスが少なからずあったんです。だから自信をもって書いています。


2)「それ!わかるわかる!」と共感する

くぎ付け場面が終わると本に掲載されている「よくないバカ」の事例をトントントンと3連続で出しました。これを見ると「あーーこんな人が近くにいたら嫌だなー」と思えるんじゃないでしょうか?それを狙っています。他責にしながら共感を狙う段階です。


3)「確かにそうだなー」と納得する

これまで「他人ごと」にしてましたが、ここで初めて「自分ごと」になるように構成しました。実は自分自身も「バカ村(この表現は本の中にはありません。ぼくが勝手に解釈した世界観です)にいるんだ」ということを表現するために、金属の柵を作ってその中に全員を入れました。

そして「頑張っている人(購入見込み客を想定)」も柵の中にいるし、がんばっている人に良く見られるエピソードを列挙しました(これは本の中から抜粋)。

これによって「あ、自分もそうかも」「俺のことか」と自分ごとにしていただきながら「確かに…こうなっているよなー」と納得して頂くための表現にしています。


4)「自分も変われるかも!」という期待を抱く

画像には出てきませんが、動画では「本が柵をぶっ壊して」います。そしてバカ村の柵の中にいた人は自由に動けるような演出をしています。前のフレーズで「自分も、柵の中にいるのかも」と思ってくれた方は、「この本が柵を壊してくれて、外の自由な世界に行けるかもしれない」という期待を持ってもらうための表現にしました。


5)「ここまでやるんだから、すごい本なんだろな」と想像する

最後は、ぼくの私情というか個人的な意見や行動を加えました。ぼく自身がこの本を読みながら「家族にも読ませたいなー」と思ったので、追加で家族分の3冊を購入したんです。それを動画の中にも登場させました。この本の関係者でもなんでもないぼくが4冊も購入しているのをみれば「この本は、きっとすごい本なんだろう」と想像してもらえると狙ってのことです。

実はここは、あまり詳しくは解説したくないんですが、個人的につながりのある方には「欲しがり」を生むポイントになります。「欲しい」という感情を生むためにはいくつかの要素・選択肢がありますが、その一つを使っています。ぼくのことを知らない人にとっては、そこまでじゃないかもしれないんですが。


とまぁこんな感じです。

今回は動画の企画制作の事例を通して「欲しくなる表現」の作り方について解説をさせていただきました。こういうものには「better」はあっても「正解やbest」はありません。よりいいもの・より可能性の高いものを追求していくだけなんですが、大事なのは「一つずつ狙って仕掛ける」事だと思っています。何となくやってうまくいくのはごく一部の天才だけですから。ぼくも日々勉強っす(動画は始めたばっかりですし)参考になればうれしいです。

もし、上のような動画を作りたいと思ってくれたらぜひお声がけくださいませーー!いいもの作りましょう!(とびっきりのやつ、作りましょう!)

しかける販促マン・まきやさねゆき


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