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過去の販促ネタを、HPにアップし直しているんですけど、
改めて見直していると、なかなかいいネタがあるもんです。
11月からは動画も頻発しようとしているので、
そのネタ探しにもなっています。
で、今日は過去のネタを今のぼくの切り口で共有させてください。
吉野家さんに行った時のはなしです。
何を食べるか決めていなかったので、
店員さんが水を持ってきてくれた時には注文できなかったんです。
「ちょっと待ってください」
「ではお決まりになりましたら…」
と、店員さんが去っていき、店内にコールをしていました。
ぼくがまだ注文をしていないことを他のスタッフに伝えるコールです。
「5卓さま、お考え中です!」
この言葉、すげぇいいなぁと思いました。
お客さまの注文がまだの時って、
「オーダー待ちです」って言葉を使うことの方が多いと思うんです。
●「オーダー待ち」と「お考え中」
伝えようとしている事実は同じです。
・まだ注文をしていないこと
・後から注文を受ける必要があること。
でも、2つの言葉はまったく違うスタンスです。
「オーダー待ち」という言葉は「お店中心」の言葉。
お店やスタッフが主語で、「スタッフが待つ」というスタンス。
対して「お考え中」は、
「お客さま中心」の言葉なんですね。
お客さまが主語で、「お客さまが、お考え中」だということ。
この2つって、似ているようで、近いようで、大した違いじゃないように見えて、
●超大きな違い
だと思うんです。
物事を「お店中心」で考えているのか、
それとも「お客さま中心」で考えているのか。
人の心って、いろんなところに出てきますから、
細かいところにでてきますから。
お客さまの居心地や満足度にも影響してきます。
なんとなく「いいお店」「好きなお店」になる。
「なんとなく」って、ぼんやりしているし、明確じゃないし、
販促やマーケティング的には、あまり重視されないですけど、
やっぱりものすごくだいじ。
お客さまが動くのは「きもち」ですから。
「お店中心・自分中心」で考えるか。
「お客さま中心」で考えるか。
改めて考えたいところです。
あぁ久々に、牛丼が食べたくなりましたよ。
まきや