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■販促は、お客さまを動かすこと。

「販促」って、何をすることか。
ひと言で言うと「お客さまを動かす」ことです。

もう一言付け加えると…「しかけで、お客さまを動かす」こと。

「目線の動き」や「手足の動き」、「頭の中の動き」や「感情の動き」、それらをしかけによって実現した結果、売上が上がる。それが販促活動だと思っています。

だから、「お客さまが”どんな行動”をしたら売上が上がるのか?」「どんな”しかけ”をしたら、行動が実現されるのか?」作戦を練って、きちんとしかける必要があります。

お客さまを「動かす」わけですから、お店のスタッフが「がんばる」だけでは、実現が難しいのです。
で、販促についてはいっつも考えていますが、ディズニーランドの「ファストパス」システムは、つくづくすごいなぁと思うのです。ファストパスのシステムがあることで、売上のチャンスがぐんと増えているのですから。

■ディズニーランドのファストパスは、売上チャンスを作る!

なぜか。
なぜ、ファストパスで売上チャンスが増えるのか?

※「ファストパス」を知らない方はこちらを。
http://www.tokyodisneyresort.jp/help/fastpass.html

ディズニーランドでは、人気のアトラクションほど行列が長く、待ち時間も長くなります。この「待ち時間」はとってもムダ、もったいないのです。お客さまにとっては、待っている時間は体験ができませんから待ち時間なく、いろんなアトラクションに乗れた方がいいわけです。

ファストパスを取っておけば、待ち時間を激減でき、浮いた時間を有効に利用することができます。お客さまにとって、めちゃくちゃ嬉しいしくみなんですね。

■お客さまが喜ぶ。ディズニーも喜ぶ?

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でも、嬉しいのはお客さまだけじゃないんです。ディズニーランドも嬉しいはず。だって売上が上がるんですから。

お客さまが行列に並んでいる間は、ディズニーランドにとってもロスタイムになります。お客さまは待っているだけですから、売上を作ってくれる時間ではないのですから。ファストパスのしくみがあると、お客さまが行列に並ぶ時間が短くなります。

するとどうなるか。
動ける時間が増える」はずですね。

動ける時間が増えると、お客さまは何ができるか。別のアトラクションを体験したり、レストランで食事をしたり、おみやげショップで買い物ができるわけです。動ける時間があれば、お客さまは活動できる。活動できるということは、売上のチャンスも増えると言うことです。ファストパスは、お客さまの活動時間を増やすための「しかけ」でもあるわけです。
このしかけは、「ディズニーランドだからできる」と思うかもしれません。でも、よく考えてみて下さい。お客さまがただ待っているだけの時間。ロスタイムはないでしょうか?

■「待ち時間は売上チャンス」。

そう考えれば、新しい売上チャンスが生まれるかもしれませんよ。自店の中に、それを見つけようとするかどうか。それが0%のチャンスを、1%に換えるはずです。

ぜひ、自店に「待ち時間=売上チャンス」は残っていないか、探してみて下さいね。

 

※ファストパスについては、実際にはいろんな狙いがあったり、他の効果を狙っている面もあると思われます。本記事は「お客さまが活動できる時間が増える」という切り口で書かせていただきました。


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