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●結婚したくなる飴。

観光地などのおみやげ品や、雑貨屋さんなどでこうしたアイテムを見かけませんか? これをどう見るかがだいじだと思っています。「面白いことするなぁ」とか「バカらしいな」などと思うかもしれません。また「ウチでもマネできないか?」と考える人もいるかもしれません。

ぼくは、こうした商品のアイデアは商売人なら誰でも参考になると思います。「面白さ」ではなく、「視点」がすばらしいから。

☆この2つは何が違う?

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A:結婚したくなる飴  B:フルーツドロップ

この2つの決定的な違いを把握して、自分でも自在に活用できるようになると、「見せ方」の幅が拡がります。「クチコミを生みだす」という点でも、非常に強力な武器を持てることになります。では、この2つは何が違うのか?

「ギャグ商品」か「普通の商品」か。それもありますが、ギャグ自体は大事じゃないです。それがハマる商売は限られますから。

◆「味が分からない」ものと「分かる」もの。そうした見方もできます。少し近づいてきました。そう、Aは味については言っていないんです。味については明示していない。これが大きなポイント。では、何を言っているのか?

☆この2つの決定的な違いは「視点の違い」です。

視点とは「誰の立場で表現をしているか」ということ。

Bは、商品やメーカーの視点です。「フルーツの味がする」というのは商品の情報です。すごく偏った見方をすれば「商売人のアピール情報」です。

対してAはどうか。こちらには「どんな味がする」とか「どこがスゴイ」とか、商品の良さをアピールする情報は入っていません「結婚したくなる」は、お客さまの体験です。利用すると、お客さまがどんな体験をできるのか。そういう点を表現していいるのです。お客さまの立場から表現した「お客さま視点」です。

「結婚したくなる飴」は、面白くパッケージングされた商品であって、そのまま応用できるお店は多くありません。でも、その「視点」については大いに応用できます。

お客さまの立場に立って、「どんな体験ができるか」を表現する。これができるかどうか。この視点を持っているかどうか。今後のビジネスの勝敗を大きく左右するでしょう。商品や情報が溢れまくっている時代ですから、「俺が俺が」「ウチはスゴイ!」なんて情報にお客さまはなかなか注目してくれませんからねぇ。

「お客さま視点」は、商売人ならいつでも使えるようにしておきたい視点です。

☆お客さまの立場だから、クチコミも生まれる。

この視点は、クチコミを生むしかけ作りにおいてもとってもだいじな視点です。クチコミのしかけを作るときは、「お客さまがどんな言葉でしゃべるか(クチコミするか)」を
想定してしかけます(それができないと運だのみ)。

この「結婚したくなる飴」は、そこまでイメージしているでしょう。この飴を購入した方は、こんなことをしゃべると想定できます。

「結婚したくなるんだって、これ彼氏になめさせなよ」
「(なめて…)、あ~結婚したいわぁ~」

これって、お客さまのひとり言じゃ面白くありません。誰かとコミュニケーションをとるからこそ面白い。クチコミになりますよね?

お客さまの立場で考えていれば、購入後の行動や感想もイメージできる。クチコミだって生むことができます(そうしかければ)。

まずは、「お店視点の言葉にするのか」「お客さま視点のことばにするのか」をハッキリしたいですね。

 

※お客さまはお店・商品の情報も知りたいですから、お店視点の言葉も必要ですよ~。

▼「お客さまがお店のことを話したくなる!クチコミ販促35のスイッチ」

◆参考URL クチコミ集客はじめませんか?実践プロジェクト


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