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知ってます? ががばば。
もう見ました? ががばば。
こちらをFacebookでシェアをしている人を何人も見かけましたし、ぼく自身も体験した後は、あった人に何人にも話してしまいました。昨日は、渋谷の街を歩いている時に学生が話していたのも聞こえました。
すごい勢いで拡がっているようです。もちろん、ここには「クチコミのしかけ」が入っています。
※「ががばば」と聞いてピンと来ない方は、今回のネタはあまり参考にならないかと思います。今日は「ががばば」をすでに体験した方だけに向けて書きます。ご容赦ください。
※「ががばば」とは、ヤフーで「ががばば」と検索するとあることが起きるというものです。グーグルじゃないっすよ。
◆人に話したくなる「しかけ」は?
「ががばば」には、人に話したくなる「しかけ」が盛り込まれているんです。それも、ひとりでに、自動的に広がる「しかけ」なんです。だからすごい。
ここでは、ネタバレはしないように詳しくは書きませんので、もしまだ見ていない方はぜひ検索してみて下さい(あくまでも自己責任で)。
この「ががばば」が、なぜこうも一気に広がったのか? 分解してみると、いくつか理由が見えてきます。その中でも、今回は決定的な理由として2つをあげてみます。
1)検索した人の「自分ごと」になるから
スマホやPCで、何か検索をして調べる時、通常は人が作ったサイトを見ることになります。他人が作ったものを見る「他人ごと」であることが多いのです。でも「ががばば」は違うのです。見た人が「自分ごと」になるしかけが入っています。
人は、他人ごとはあまり話しませんが、自分ごとは話します。お客さま(消費者)に「自分ごと」として捉えて頂くことはとってもだいじなんですよね~。それがもう巧妙ですごいわけです。
2)マイナス感情の働く体験だから
「ががばば」を検索すると、マイナスの感情が生まれる体験をすることになります。マイナス感情は、プラスの感情よりも人と共感したくなるようですね。「1人だと不安だから知人にも体験してほしい。共感してもらえたら安心できる」そういうことだとみています。
マイナスの感情が生まれても、近くに共感してもらえる人がいたら安心しますものね。ポジティブな感情の場合だと同じ反応にはならないでしょう。ポジティブ・ハッピーに感じることは人それぞれですから。(マイナスの方は共通することが多い)
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他にもいくつか理由はあがるのですが、この2つが決定打ではないかと見ています。
◆大きな可能性を感じさせてくれた「ががばば」
クチコミには大きく2種類があります。
A)リアルで体験した人が、一人に話してしまうクチコミ
B)リアル体験をしなくても、独り歩きして自動的に拡がっていくクチコミ
この2種類。Aの方が「しかけ」さえすれば、着実に起こせる小さなクチコミです。急に大きくはなりませんが、商売には大きな力になってくれるもの。Bの方は非常に難しいですが、成功すればとっても大きな成果につながるものです。
今回の「ががばば」は、基本的にはBの構造なんですが(自動的に拡がる)、やはりAの体験要素を入れているのが大きいですね。
またBの場合は、多くの場合は大手企業の方が仕掛けやすいです。なぜかと言うと、クチコミは消費者同士の会話ですから、「共通の話題」じゃないと盛り上がらないからです。お互いに知っている商品やサービス(大手企業のもの)だからこそ、リアル体験をしなくてもイメージが湧くし話題として成り立つんです。全くしらない個人商店の話題だと、特別な話題がない限りは難しいのです。
でも、この「ががばば」は、基本的には「未知」の存在として拡がりを見せています。大手企業の商品・サービスという「共通の話題」がなくとも拡がった事例とも言えるでしょう(いや、ちょっとあるので100%とは言えないのですが)。
そういう意味では、中小零細企業でも独り歩きするクチコミもしかけられるという可能性を感じさせてくれる事例とも言えるかなぁと。「ヤフーで検索すると」というしかけは、我々中小零細企業だとマネできませんが、「自分ごと」の体験に変えること「マイナス感情の共感」であれば応用は可能です。ワクワクしますね~♪
ぜひチャレンジしてみたいですね。大きな成果をあげる可能性があります(とはいっても簡単じゃないっすよ~)。
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