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名刺って、めちゃくちゃ大事なツールです。でも、意外にも「きちんと考えて作ってない」人も多い。ヒジョーにもったいないと思います。
名刺１枚でも、しっかりとしかけを練り込んでおくことで、その後の記憶に残ることができるし記憶に残れば、お仕事につなげることもできます。
逆に、名刺１枚がただの名刺１枚でしかなかったら、相手の記憶には残らずに「存在しない人」に戻ってしまうかもしれません（お話でインパクトがあれば、記憶に残りますけどね）。
今回は、ぼく自身の名刺のしかけを紹介させて下さい。今使っているものではなく、１つ前のバージョンです（今のバージョンは、名刺をお渡しした方だけに♪）。
☆ぼくが名刺に埋め込んだ、4つのしかけ。
名刺に埋め込んだ「しかけ」を４つご紹介します。ぼくが少し前まで使っていた名刺はこちらです。こちらが表紙です。
ん？ 気づきました？ 名前の文字が変なことを。
そうなんです。
《しかけ１》名前は、ぼくが一枚ずつ手書きをしています。
こちらが印刷したままのもの。ほら、各前のところは空欄でしょ？
このスタイルは、独立をした１年目からやっています。何百枚も書いたのに、文字は下手なまま…。ふぅ。そして、表紙の下の方を見て下さい。
《しかけ２》「質問」を掲載しています。
「お客さまが、どんな行動をし始めたら、あなたの売上は上がりそうですか？」と。
これを読んでくれた方はどうするでしょう？そう、何かしらを考え始めてくれるんです。で、こうすると「きっと、そのヒントや答えがどこかにあるんじゃないか？」と思って、他のところも読もうとしてくれるんです。
相手に「行動してもらうこと」はめちゃくちゃ大事です。「行動」してもらえると、記憶にも残りやすくなりますから。「行動してもらうしかけ」は、もう１つ埋め込んでます。
《しかけ３》２つ折り名刺。
とってもシンプルですが、効果的です。２つ折りだと分かれば、たいていの方は
内面も開いて見てくれます。結構、自動的な行動です。
当たり前のように思えますけど、めちゃくちゃすごいことなんですよ！相手がほぼ自動的に名刺を開いて、内面の中身に注目をしてくれるんです（とりあえず１回）。
そして、この名刺で一番大きなしかけは次です。
《しかけ４》”ふせん”付き。
名刺の内面を見てみて下さい。
”ふせん”を貼ってるんです（こちらは１枚ずつ、手で貼っています）。このように”ふせん”が貼られていたら、受け取った人はどうするでしょう？
めくるんです。
やっぱり、めくるんです。
（まったく興味を持ってくれない方はスルーですけど）
めくったら、どうするか？
その中に書かれていることに注目するんです。
で、中に書かれているのは、「フフフ…開けましたね？ コレなんです！」と、ふせんを開けた「あなたの行動」について指摘しています。ともすると嫌われちゃう内容っすね…。。。。
と、ここまでの一連の行動を狙ったしかけです。ここで「なるほどね」と思って頂ければ、ぼくの狙いは成功です。「こいつは、こういうしかけをする奴なんだな」と思って頂けると思います。それでOKなんです。ぼくのウリは伝わりますから。
とまぁ、こんな感じのしかけをしたのが前の名刺でした。
☆チャンスを逃すか、次のチャンスにつなげるか！？
名刺は、お会いした相手から頂く1度目のチャンスです。たった1枚の名刺ですが、「どんな記憶を残してもらうか」「何を感じてもらうか」「どんな行動をしてもらうのか」は絶対に考えといた方がいいし、決めたならそうなるように「しかけ」をしといた方がイイですよ。1発目でチャンスを逃すか、次のチャンスにつなげるか、大きく変わりますからね～！
ちなみに、ぼくが今使っている名刺はこんな感じです♪
名刺って面白いもので、完成した瞬間から改善したいことが出てくるんです…。はやく使い切って、新しくしたいなぁと思っています。
◆参考ＵＲＬ
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