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秋葉原に行ったんです。そしたら、カルチャーショックを受けました。2次元世界から来た方々(?)と海外から来た方々が、わんさかいらっしゃって「ほんとに日本か!?」と疑うほど。
購買行動や、ニーズの集中具合は他の地域とは一線を画すものだと思います。いや~すごかった。勉強になりました。
そこで、”ある商品”に目が行きました。クチコミを狙って作られたものだと思います。1つ200円ほどで、片手に十分納まり、上着のポケットにも入る商品です。
売り場を見ていると、その商品を数個、手に持ってレジへ向かう男子も見かけました。友だちにプレゼントするのでしょう、きっと。自分だけで使うのではなく、人に見せたり、人にあげたりするからこそ活きる商品なんです。
どんな商品か!?
こちらです。
●中二病メザメール
●中二病ナオール
※中二病(ちゅうにびょう)とは、(ウィキペディアより)
「(日本の教育制度における)中学2年生頃の思春期に見られる、
背伸びしがちな言動」を自虐する語。転じて、思春期にありがちな
自己愛に満ちた空想や嗜好などを揶揄したネットスラング。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E4%BA%8C%E7%97%85
「中二病」を本当の病気っぽいパロディにしてタブレットというカタチになった商品です。こちらは、自分一人で楽しんでいてもあまり面白くないでしょう。(いや…面白いのかな?)
きっと、一人で楽しむよりも、友だちにパッケージを見せながら、
「これでお前も中二病に目覚められるよ!」
「そろそろこれで、中二病を治したら?」
とか言って楽しむのがいいんでしょう。そういうことを想定して作られたものだと思います。
クチコミに大事なのは、お客さまが体験するストーリー。
タブレットの効果や味へのこだわりなってのはほとんど気にされないですね。だいじなのは、「お客さまがこれから体験できるストーリー」です。これが具体的にイメージされていて、お客さまもパッと分かるから、買いたくなるんですね。
面白くないですか? これ。
「ウチの商品は、イイものだからきっとクチコミされるはずだ!!」なんていう想いは、商売人のわがままでしかありません。
お客さまは、自分が人に言いたくなったから言うだけ。企画段階で、そのストーリーを作ってあげれば、お客さまは言いたくなるものです。
このような企画ものでなくても、商品へのこだわりが衝撃的で、人に言いたくなることもあります(この場合は、生半可なこだわりじゃぁ難しい)。
クチコミされることを想定して、クチコミされるストーリーを想定して商品を考えてみませんか?楽しいっすよ~、絶対♪
今年はそんな仕事をしようと企んでます。
あ、他にもこんなのもありました。これも面白い♪
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