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結構、間違えちゃう人って多いんです。販促企画の作り方・お店のコンセプトの作り方などを。

当店は○○の厳選素材にこだわるのがコンセプトです」って違うと思うんすよ、ぼくは。「春のフレッシュキャンペーンで破格の20%引きを刊行!」って違うと思うんす。企画作りとしては。「お店が〇〇する」ってのはもちろん大事。でも、企画やコンセプトの中心はそれじゃないと思うんです。

あくまでも、ぼくなりの考え方ですけど、企画の骨組みの作り方をお伝えさせてください。


 

☆企画は、結果から逆算するべし。

ぼくは、企画をするときには下のような骨組みを作ります。

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1)誰が? (どんなお客さまが?)

 ↓

2)何を通して?(どんな体験?)

 ↓

3)どうなる?(どんな印象?記憶?)

 ↓

4)そして、どうなる?(どんな行動?)

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1)の「誰が?」と言うのは対象となるお客さまです。これがめちゃくちゃだいじ!お店がどうこうじゃないんです。商品がどうこうじゃないんです。お店や商品を主語にして考えちゃいけない

主語はお客さまです。「お客さまが、何を通してどうなるか」これが企画だし、コンセプトだと思っています。

 

だから、「1)誰だ?」の後に考えるのは、「4)そして、どうなる?」の部分です。最終的に「お客さまがどんな行動」を起こすのか。このゴールを想定するんです。

たとえば「リピート来店する」とか「クチコミする」とか。「お店のことを思い出す」というのもいい。お店にとってプラスになるお客さまの行動を想定します(販促は売上につなげなきゃいけないですからね)。

 

そのゴールが想定できたら、「3)どうなる?」を考えます。その行動が起こしたくなるためには、お客さまは「どんな印象・記憶」を持っていたらいいのか逆算するんです。

「大満足、ここが他店とは圧倒的にチガウな」とか、「この体験したエピソードを、誰かに共感してほしい」とか、「もらったアイテムを、財布にいれた」とか。

 

ここまでが想定できたら「2)何を通して?」を考えます。ここが、お店の商品だったりサービスだったりします。お客さまが想定した印象や記憶を持ってもらうように提供する商品やらトーク、アイテムなどを作り込むんです。

こんな風にして、「お客さまがどんな体験をできるのか」「そして、結果的にどんな行動をするのか」を予め想定しておくのです。そして、逆算して作っていく。これが企画じゃないかと思っています。ぼくは。


 

☆お客さまの「体験ストーリー」を描こう!

「当店は○○の厳選素材にこだわるのがコンセプトです」っていうものいいと思うんですけど、それによって「お客さまにどんな体験をしてもらうのか」「次に、どんな行動を起こしてもらうのか」まで想定しないといい結果は得られないと思っています(うまくいく場合は、天才か、運がいいか、人がらが良くてファンがついてるか)。

ぼくらがしているのは、お客さまあっての商売です。ぼくらがしたいこと、持っているものはぶっちゃけどうでもいい(どうでも良くはないけど)。だいじなのは、お客さまを主語にして「どんな体験を提供していくか」という企画だと思うのです。

 

この考え方は、リピーター集客の企画もそうだしクチコミ集客の企画もそう。チラシやスタンプカードもそう。看板メニューを作る際もそうだし、お店のコンセプトだってそう。全部に当てはまるんです。企画の成果をあげるためには、絶対に必要だと思っています。

……とはいっても、そんなことを深く考えなくても、自然と実現しちゃっている繁盛店は多いものです。個人店にファンがいっぱいついている場合もそう。実は自然に、お客さまが嬉しいストーリーを体験して頂けていたりします。

考えずにできる場合もありますけど、そうではなく、「うまくいかないなぁ」と思ったときはお客さまを主語にした「体験ストーリー」を考えてみてはいかがでしょう?きっと、なにか見えてくると思います~☆

ふぅ、なんか久々に事例じゃなくってマジメなことを話してしまいました。。。

 

■参考URL

一緒に作り込んで、一緒にPDCAします「クチコミ実践パートナー」

企画~制作物まで、他とはひと味違うものを作ります。


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