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先週は、熊本に出張でした。その時に空港で発見したものを共有させてください。募金のためのBOXなんですが、その「しかけ」がめちゃくちゃ興味深くて。募金に注目をしたのではなく、その「しかけ」に注目しちゃいました。

「ゴール」をズラすことで、お客さまが行動をしやすくなる。お金を出しやすくなるしかけだったんです。

現物の写真を見て頂きましょう!
↓こちらです。

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わかりますかね?右上の方に「コイン投入口」があります。そこから硬貨を入れると、効果はこの半球のなかをぐるんぐるんと廻るんです。で、だんだん中心の方に寄ってきて、最後に中心の穴に落ちる(下の募金BOXに落ちる)。こんなしかけのある募金BOXなんです。

面白くないですか?このしかけ。

ただ「楽しい」とか、「ワクワクする」ってだけじゃないですよ!この「しかけ」によってゴールをズラしていることが面白いと思ったんです。ぼくは。

「ゴールを通過点に換える」という視点

通常ならば「ゴール=募金」となります。(本当は、その後に人が救われることだけど)でも、この「ぐるぐるのしかけ」があることでそのゴールが変わるんです。「ゴール=ぐるぐる遊び」となるのです。お金を入れることは、その遊びの「通過点」になるんです。

「お金を入れるかどうか」「募金するかどうか」という視点ではなく「ぐるぐる遊びがしたいなら、お金を入れる」という構造に変えちゃってるんですね。超面白いんす!

 

そういえば、少し前に話題になった、マクドナルドの「名前募集バーガー」も似たようなことをしていました。形式は全く違いますけど、ゴールをズラすという視点で同じ。

通常は「ゴール=ハンバーガーを買う」としますが、名前募集バーガーでは「ゴール=名前を応募」とズラしたんです。その通過点に「ハンバーガーを買って、味わう・考える」を入れた。

どちらもゴールをズラしたんですね。「買う・お金を使う」というのをゴールにせず、通過点に変えちゃった。だから、ゴールを目指す人がお金を使うのはしごく当然のことになった。これがスゴイ!

では、ぼくらはどう応用しましょう?

たとえば「ゴール=来店数」というお店では、こんなズラし方が考えられます。

●わんこそばチャレンジ!ランクインしよう!

「ゴール=ランクイン」とすることで、来店すること、お金を使うことは通過点にする。

 

またたとえば「ゴール=買う」というお店ではこんなズラし方が考えられます。

●ドーナツは何メートル転がるか実験してみよう!

「ゴール=実験」とすることで、買うことを通過点にする。

 

あくまで例えばですけどね。「ゴールをズラす」「これまでのゴールを通過点に換える」という視点を持っていたら、アイデアは出てきますね~。

この視点は結構大きな視点。お客さまが「お金を使うハードルを下げられ」ます。さらに「別の楽しみ」を持ってくれる。応用のしがいがありますね~。ぜひ一度考えてみて下さい~!ちょびっとハードルは高い視点ですが、うまく作れたら、ぶっちぎれるかもしれないですよ!

☆参考URL

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