FavoriteLoading「お気に入り」に追加する

makiyaWP2
先日ですね。横浜市の行政センターに行ったんです。そしたら「へぇ~」って唸ってしまうことがありました。行政サービスセンターって勉強になりますわ。

何に唸ったかというと「お金の払い方」です。

お客さまがお金を払う時は、我々がお金を頂くとき。どんな頂き方をしています?レジ? 振込み? 自動発券機?

いろんな方法があると思いますが、基本的にお客さまは「あなたや、あなたの会社」に対して「購入・注文した商品」の対価としてお金を払っているでしょう。「他には方法はないか?」って考えてみたいんですよ。

 

■行政サービスセンターでのお金のやりとりは?

今回、ぼくは必要がありまして「住民票」の写しをとったんです。申請書に必要事項を書いて、窓口に提出します。すると、受付の方がいうんです。「300円分の証紙を買ってお待ち下さい」って。指示を受けた通りに、ぼくは証紙の自動販売機に行って300円の証紙を購入しました。そして、住民票の引き渡し時にその証紙を渡しました。

15300604_1210559315679170_35778027_n

ごく普通のやり取りですよね。行政サービスセンターとか役所では。
でも、このやり取りって、一般のお店とは違いますよね?

「証紙」

という1クッションを置いているんです。こうすると、払う側の印象ってちょっと変わります。住民票に直接お金を払ったんではなく、「証紙」を買うためにお金を払った。
そして、証紙を住民票と引き換えた。

証紙がなければ、「住民票を300円で買った」ような感じになりますが、証紙があることで、お金の払い先が変わるんです。

 

■お金を払う時の「矛先を」変えられないか?

人って、お金を払うときに「痛み」を感じるものです。レジで店員さんにお金を払うときは、自分のだいじなお金をお店に払っています。その時、ちょっとした「痛み」を感じます。それ自体はごくごく自然のことですし、な~んも悪いことではありません。
普通の支払い方法でもいいんですけど、「証紙」という1クッションを置くことでお金を払う痛みの矛先を変えてみる。これって、手法としては選択肢に入れといてもいいですよね。
○ドリンクチケットを事前に販売しておいて、商品と引き換えるとか

○お店コインを事前に販売しておいて、お店の商品と引き換えられるとか

○お店専用シールを貼ったうまい棒を販売しておいて、お店の商品と引き換えられるとか
お金の支払い方法を変えれば、お客さまの印象だって変わりますから。先にお金を払っておいたら、気軽に商品と引き換えられたりするんですよね~(その都度痛みを感じないからっす)
ぜひとも、選択肢に加えときましょう。

あ、そういえば、パチンコも似た仕組みっすね。
※法律上は問題ないっすよね?たぶん。。。。

 

■前回の記事    「究極の」よりも、「●●しない」に惹かれて買ったパン

■前々回の記事   今、応援されている人が、やり続けていること発見!

■前々々回の記事  車窓がレジャーに!? 注目スポットをもう1つ増やせ!

↓こんな「しかけ販促」の裏側を、メールマガジンで毎週お届けしています!ぜひ登録してやってください!


makiyaWP