

名刺って、ほとんどのビジネスマンが持ってると思います。
でも・・・、こだわって作り込んでいる人って、割と少ないです。ぼくの感覚値ですけど、こだわり具合ってこんな感じの割合っす。
・特にこだわりなく名刺を作った人 6割
・写真入れたり、ちょっとこだわった人 3割
・2つ折りにしたり、かなりこだわった人 1.9割
・渡したときの相手の反応を狙っている人 0.1割
あくまでも、ぼくの感覚値ですけどね・・。「ぼくはこんな人です!」「こんなことしてます!ってアピールする名刺を作っている人はそれなりにいます。(いや、それでも意外と多くないんですけど)
でもですね。
もっとイケるんですよ。名刺って。
名刺は開封率ほぼ100%の販促ツールです。1秒ではポイ捨てされず、少なくとも数秒のチャンスをもらえる販促ツールです(←すごいこと)
だからこそ、「しかけ」をすることで、その効果はグングン高めることができるのです。何も狙わずに名刺を作るなんて、もったいなすぎるのです。何も狙わずに名刺交換をするなんて、もったいなすぎるのです!!!損し続けてるっすよ!!
もしですよ。名刺交換をして、仕事につながったらいいなーとか思っているなら、そのための名刺を作って欲しいのですよ。
ただ、名前が書かれた名刺じゃダメ。
ただ、自分のアピールをした名刺だ弱い。
相手の反応をイメージして「どんな反応・行動をしてもらか」を狙って作り込んでほしいのです。その方が次に進みやすいですからねー。
それは漠然と思って居るだけじゃできない。
ちゃんと「狙い」をもって「しかけ」ないとできないです。
ってことで。そんな狙いをもった名刺ができましたー☆ 中国古典の「易経」をテーマに講師活動を続けている飯田さんの名刺っす。まずは実物の写真をご覧くださいませ。
↓こちらです。
この名刺で何を狙ったか?最終ゴールはこれです。
○易経の中身を話題にすること
(アピールせずに、自然の流れで)
その話に興味を持ってもらえれば、講座集客や開催に近づきますでしょ?だいじなのは、こっちからアピールしないで「相手から聞いてもらえるように」することです。
その為にいろいろと「しかけ」を盛り込んだんです。そのしかけの一部がこちら
・ひと目でインパクト
・「これ、なんでですか?」のツッコミ待ち×2
・相手が自ら手を動かしてしまうこと
・「わかる~」の共感づくり
・「これ、どう違うんですか?」の質問待ち
・「ぼくはこれかな」のすり合わせ
・「送りましょうか?」「おねがいします」と次の行動促進
行ってみれば、こっちの土俵に乗っかってもらい、名刺上で色々と楽しんでもらうしかけを作ったんです。今日はその内から2つだけ「しかけ」を解説しちゃいますね。
■相手が、自ら手を動かしツッコむしかけ
こちらの名刺は、3つ折り形式です。そう気づいた方はどうするでしょう?大抵の方は「開く」んです。この時点ですでに相手は「手を動かして」います。開いてみたら、他のページに目を向けますでしょ?読んでもらえるチャンスがすでに拡がっているんです。
そしてもう一つ。
この折り方も工夫しました。「Z折り」という折り方なんです。三つ折りだと、普通は内側に折り込むんですよ。でもそれではなく、あえてZ折りにしたんです。
「珍しい折り方ですね」とか
「3つ折りなんですね」とか
「長く伸びるんですね」とか
言って頂くためのしかけです(ツッコミ待ち)。そういう質問やツッコミを頂ければ、
こっちから「その理由」を話せるんです。
易経の代表的なお話に「龍の話」があります。この名刺内でも大々的に扱っているのですが、それを少しお話できるんですよね。「易経には龍の話があるので、龍のカタチをイメージして、この折り方にしたんです」と答えられますでしょ?そうしたら、すでにこちらの土俵になってきています。「易経」と「龍」というこちらの土俵での会話が始まっているんです。その後に、裏面に行けばもっともっと進むんです。
今日はこのくらいで。
名刺一つでも、いろんな「しかけ」を盛り込むことでゴールに近づけていくことができるんです。やらなきゃもったいないでしょ?まずは「名刺交換で何をゴールにするか?」から考えてみて下さいね~。
そうそう、易経って凄まじいです。
ぼく自身はまだまだ勉強が浅いですが、易経はとてつもなく深いっす。「時を読む」ための書です。「この状況」⇒「次に何が起こる?」と想定できる。だからこそ「じゃどうする?」と対策できる。その原理原則がかかれている。難解ですが、もっと学んでいこうと思ってます~。
■飯田さんのHP https://www.i-ekikyo.com/
「易経とは」というページ、分かりやすくまとまってます。
■直結名刺!お仕事に直結する名刺を!http://haps.chu.jp/reaction-meishi
■前回の記事
行列店には「この不便さ」があるからいいのだ!
■前々回の記事
9割のクチコミはこの「5法則」に当てはまる!
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