

公開制作案件として進めているチラシがあります。その制作状況を、共有させて頂きます。生々しい感じで伝わっていくといいなーと思ってます。
・0円出版スクール(電子書籍の制作方法を教える教室)
■制作物
・手渡しチラシ&名刺 ※今回はチラシの制作共有
■前回までの製作状況
・手渡しチラシ作り(1)デザインよりも”先に”すること
・手渡しチラシ作り(2)お客さまの行動を設計する!
前回までに、お客さまの行動を設計してラフスケッチまで作りました。今回はその後のお話です。当然、ラフスケッチのままではチラシにはなりません。ぼくが手書きしただけのものですから。
ようやくデザイナーさんの登場です。やっとですよね。
普通は、はじめからデザイナーさんにお願いしちゃうかもしれません。商業チラシのデザインになれていて、依頼主のビジネスステップやお客さまの行動設計までできるデザイナーさんならいいんですが、やっぱりそう言う方は多くないです(デザイナーさんはデザイナーさんですもん。そこまでやられたら、ぼくの商売もあがったりです!)。
デザイナーさんに、チラシの目的とラフスケッチ、そしてそれぞれの意図を伝えてデザインに興して頂きました。
そして、待つこと数日・・・。
初稿デザインができてきました!
実は、ファイルを開く瞬間てすごく緊張するんですよ。イメージしていたように仕上がっているかな―って、期待通りだったら嬉しいし、期待以上ならすっごく嬉しい!意図を汲んで、さらによく仕上げてくれる方もいるんです。でも思い通り行かない場合ってのも時々あるので…。だから、はじめて見る時って緊張します。
緊張して頂いたファイルを開きます。
うん!すごくイイ感じです。すっごくいい!
ぼくの期待を上回ってくれました。ほんとありがたいです~。
こうしてデザインとして興されるとやっぱり現実味を帯びてきます。よりリアルな感じになってきますね~。そしてこうして第3者の手が加わったことによって気づくことってあるんです(←これ、とてもだいじです)。
ぼくもチェックし、依頼主の鹿内さんにもチェックをしてもらう。そして修正依頼をまとめてからデザイナーさんにお願いしました。この修正は1回の時もあるし2回の時もある。3回の時もある。それ以上にはならないようにしたいですな。
そして、修正を終えてデータが完成。
印刷に回します。ネットで注文できるのが便利なのでプリントパックさんに依頼しました。そして・・・完成しました!こちらです!
このチラシには、いくつもしかけは練り込まれているのですが、1つだけ分かりやすいものを紹介しますね。
左側の写真をご覧ください。真ん中で割れていますでしょ?
「観音開き」形式にしたんです。こんなカタチになっていると、内面に何かが隠れている感じがチラチラと見えます。開いちゃいますでしょ?それが狙いです。
チラシを受け取った相手が自分の手でチラシを開いたら…内面を読み始めますから。1歩目を動きだせば2歩目も動きやすいもの。それを観音開き方式のしかけでやってみたんです(この表紙には他のしかけも入ってるので、見破ってみて下さいね)。
そうそう、完成後に依頼主の鹿内さんから「制作した感想」を頂きました!
☆どうして、眞喜屋に依頼したのですか?
何度か、勉強会などでお会いしていたので人柄がわかっていたからです。facebookの記事を読んで、販促アイデアが豊富で私の求める訴求力のあるチラシができそうだったからです。
☆自分で制作するのと、眞喜屋に依頼するのでは、どんな違いがありましたか?(製作工程や切り口など)
私は、直観でしていたのですが、眞喜屋さんは私のやりたいスクール事業の集客について整理、分析してから顧客に行動してもらうまでをち密に設計したチラシを作成できるプロだと思いました。
☆「ウケる!手渡しチラシ」はどんな人におすすめできますか?
交流会でちらし配りが苦手な人におすすめしたいです。対面でちらしを配るのは勇気がいりますが、このちらしは、配るのが楽しくなります。
ユーモアがあるので、さほど売り込みを感じさせないつくりになっているからですね。
■0円出版スクール 代表 鹿内節子さんより
■前々回の記事 お客さまが立ち止まるPOPが5つ生まれた18分間。
■前々回の記事 免許の「自主返納」を増やす企画を考えてみた。勝手に5案
■まきやの最新刊(好評っす!ありがとうございます!)
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