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売上を式にすると…こんなのが一般的ですよね。

●売上=客数×客単価(×頻度)

この式、間違いないです。何にも文句などないです。ちなみに「かけ算」じゃなくって「たし算」にするとこんな風にも表せます。

●売上=新規客売上+リピーター客売上
●売上=ランチ売上+ディナー売上
●売上=男性客売上+女性客売上

とか、いろんなパターンで分解できます。さらに「引き算」にすると…?

●売上=「買いたい!」って気持ち-「買えない」理由

とかお客さまの感情中心に表すこともできます(これはぼくオリジナルっす、たぶん)。それぞれの式は、表し方の違いなだけでどれも間違いではないでしょう。

で、ですね。

最近ぼくが考えている売上の公式があるんです。キッチリとした売上高を算出するためのものではなく、概念的なものなんですけど。

■売上=イイモノ × 売り方・仕組み ×お客さま接点販促

ものすごーく概念的ですが、中長期で売上を作っていくには、こんな視点で考えていた方がいいなと思っているんです。最近行きついているもの。

大きく3つの要素があって、それぞれのかけ算で売上はできていく。それぞれの良しあしによって売上には大きな差が生まれてしまうんです。それぞれを「バネ」と見立てて現わしたのが下の概念図です。

※200%とかの数字は感覚的なものです。

 

イイモノバネ:イイモノ(商品・サービス)を扱っていなければ始まりません(仮に今、最高のものでなくとも、常に高める意志を持ってることは必要)。ビジョンや理念も商品ににじみ出ているものと考えています。200%にもなれば20%にもなる。

■売り方・仕組みバネ:イイモノを扱っているだけでは、お客さまは来店してくれないし売上になりません。「売り方・しくみ」がとてもだいじです。どう売るかで大きな差が生まれます。いわゆる「戦略」かもしれません。どう売るかの違いで200%にもなれば20%にもなります。

■お客さま接点販促バネ:最後に必要なのがお客さまとの接点販促です。どんなチラシにするか・どんなキャンペーンにするか・どんな接客トークにするか・どんなリピートツールを使うかなどなど。イイモノ・いい仕組みがあっても、それがお客さまに伝わらなければ買ってもらえません。きちんと伝えきる接点販促でも大きな差が生まれます。良さをロスせず伝えきることが大事なので100%~10%というイメージです。さらにクチコミが増幅するようなしかけができれば、200%とか300%も目指せます。

 

お店が使える資源(お金や人、市場も)は限られています。いかにしてその効果を最大化するか。それが大事ではないでしょうか?

ぜひ中長期的な売上をあげていくために、「3つのバネ」の考え方も取り入れてみて下さいー!

■前回の記事 あの手渡しチラシが完成!つい開いちゃうしかけは?

■前々回の記事 お客さまが立ち止まるPOPが5つ生まれた18分間。

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