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ちょっと生々しいので、社名は伏せて。

ある販促パートナーの会社さんでの販促話です。既存のお客さまに向けて季節イベントのDMを送ったんです。定期的にやっているもので、定期的に(お客さまも順番に)DMを送って案内をしています。

既存のお客さまと言っても、前回来店されたのは1年くらい前だったりします。(どうしても来店頻度が高くない業態なんです)

そういうお客さまに対して個別にDMハガキを送ってイベントの案内をする。すると、これまでは約10%の反響率でした。100人送ると10人が予約をしてくれる感じ。そうそう、事前予約をして来店するイベントなんです。

10%。
低くないかもしれませんが、高くないです。もっとたくさんの方に来てほしい。

そう願って、先月から「ひと手間」をかけました。

するとですね。反響率がグンと上がったんです!

反響率が35%くらいになりました。100人に案内したら35人くらいが予約来店してくれるって率です。

すごーい!
嬉しい反響でしたよー。

お1人来店当たりの粗利平均は1.5万円~2万円。このペースで続けられれば、1年間で150万~200万円の粗利増が見込めたんです☆

この来店がきっかけで「来店ぐせ」を付けてもらえれば、さらなる売上が見込めるし、クチコミのしかけも生きてくるでしょう。もっとお客さまに喜んでもらえるチャンスでもあります。直接の売上・粗利だけでなく、もっと大きなチャンスをつかめた発見ができたんです。

 

さて、DMに「ひと手間」とは何をしたか?

細かいことはいろいろあるんですけど、一番大事なのはこれです。

 

●お電話。

 

DMのハガキを送った数日後に直接お客さまにお電話をかける。「DM届きましたか?」って。すると上のような反響になったんですよー(実はその前に何度かの試行錯誤がありました。一発での成果ではないです)。

このパターンは、他社さんの事例でも成功事例として聞いたこともあるので間違いないパターンですね。

お客さまが「よし、行こう」って気持ちになるのも理に適っているんですよ。そうちゃんと理由があるんです。お客さまが決断するに至った理由が。ただ「電話すればいいんでしょ」とは捉えないほしいですけどぜひ当てはまる方はやってみてくださいー。

 

あ、忘れてました。もう一つ大事なことを。こうしたアイデアって、ホントに実践することがめっちゃだいじです。こちらの会社さんは、ホントに実践してくれるからPDCAサイクルもしっかり回るし成果もあがるんですー!

 

■前回の記事 あの手渡しチラシが完成!つい開いちゃうしかけは?
■前々回の記事 お客さまが立ち止まるPOPが5つ生まれた18分間。

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