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公開制作で進めている企画案件の製作状況を少し共有させてください。生の制作現場です。

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「直結名刺」を企画制作中。
■依頼主:肩こり専門の施術士井上さん http://be-office.strikingly.com/

■名刺ゴール:肩こりレベル実感&肩こり自慢
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名刺交換時の最終ゴールは、井上さんのメソッドに納得して「施術を受けてみたくなる」なのですが、いきなりそこに到達はできません。その前のステップがあってこそです。

最終ゴールに辿りつくには、井上さんの施術メソッドについてお話して「それはスゴイ!他と違うね」と納得して頂く必要があります。

そんな話をしていくためには、こちらからの押しつけでなく、相手から質問されたり、もっと聞きたいという意識を生みださないといけません。

 

そこに辿りつくために必要と考えたのが、

○肩こりのレベル実感&肩こり自慢

です。
名刺交換時に「こんな動きできますか?」とすぐにできる身体の動きテストをしてもらってその動きによって肩こりのレベルが分かるもの。それをすることによって、「ぼくは○○レベルの肩こりなんだー」と実感をして頂く。

そのレベルの言葉はひねっていて、つい自慢したくなるような言葉を用意しています。「重症です」とかネガティブ表現は自慢できないのでつい知人にも自慢したくなるネタにしています(これだいじ)。

 

で、その前段階です。
そもそも、井上さんが交流会などで名刺交換をした際に、1秒で「井上さん=肩こり専門の施術士」だと分からないと勝負になりません。

そして、こちらからアピールしなくても「肩こり専門なんですね」などと、相手の方から口にしてくれるように仕向けたいわけです。こちらからアピールするのは押しつけですが、相手の質問に答えるのは親切ですから。

ですので、名刺交換をした際の1秒が勝負。
一人ひとりじっくりとお時間を取って話せる環境ならそこまでの切迫感はないかもしれません。でも、交流会での名刺交換場面を考えると、一人ひとりの時間は短かったりしますから1秒勝負です。

 

1秒で「井上さんの専門は肩こり」と分かり、しかも相手から話題を振ってくれるようにしたい。1秒勝負のためには、頭をひねらなくてはなりません。

1秒勝負は、文字で説明をするよりも「見た目」が効きます。(文字もだいじ。今回の名刺でもしかけてます)1秒で伝わるようこんな見た目勝負をしようとしています。

↓表紙のラフスケッチ

 

こんな感じです。一目で「肩こり」と分かるイラストに「消しゴム」を抱えた井上さんのイラスト。どうでしょう?可愛げのある名刺にしあがりそうでしょう?

で、消しゴムを抱えている人ってちょっと違和感のあるイラストですので
気になりませんか?1秒で気になってくれたら頭が動きだします。自動的に理解しようとしてくれるはずなんです。

 

ここをスタートにして「肩こり」の話題になって、プチテストに向かう。そんな流れを作っています(2つ折りの名刺になります)。今は写真やイラスト制作中です。完成まではもう少し。たのしみです♪

 

今回は「名刺」というツールですが、販促物はゴールの設定があってこそです。名刺もチラシもPOPもパンフレットも、お客さまにどんな行動&感情をしてほしいかゴールを決めてからつくりましょうねー!

■直結名刺・企画制作(日本全国対応中)
http://haps.chu.jp/reaction-meishi

■前回の記事
1DAY販促相談で見えたぞ!利益改善策が!
http://haps.chu.jp/archives/8106

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