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先月「販促で困ること」アンケートをさせてもらった際に「魅力をうまく伝えられない」という項目にチェックを付けてくださる方がたくさんいました。

ですよねー!!
ですよねー!!!!

そうなんですよーー。

「こだわり」とか「商品のセールスポイント」って、こっち(商売人側)は持っていても、うまく伝えられない。そういうことって多いです。

うまく言葉にできずに伝えられないこともあれば、言葉にしていてもそれを伝える場がなかったり、伝えようとしてもお客さまに煙たがられたりと。

ホントなら「こだわり」を事前に知ってもらえた方が、お客さまも納得して購入・注文できるし、実際に利用した時も、満足度があがるものです。

でも、うまく伝えられない・・・。

これって、超持ったいないですよね!!
せっかくのこだわりをロスしている。

こだわりロス」です。
失われたこだわり」です。

もったいない!

せっかくこだわっているなら、そのこだわりは伝えたいものです。お客さまにも知って欲しいものです。

でも、ここで一つ問題があります。

それは、

「お客さまは、知りたがっているのか?」

ってことです。伝えたいのはお店の気持ちです。お客さまはどうなのかってこと、大事ですよね?お客さまは知りたくないのに、お店の方が伝えたいから、強引に伝えるのは・・・

○こだわりの押しつけ

です。お客さまは嫌になっちゃいます。聞きたくないことを聞かされるんですからね。

ならば、どうしたらいいか?ぼくの答えの一つはこれです。

「知りたいっ!」と思ってもらうこと。

です。
「伝える」前に大事なことがあるんです。それはお客さまに聞く耳も持ってもらうこと。できるなら、前のめりに「知りたい!」と思ってもらうこと。そうなれば、伝えるのは「押しつけ」ではありません。「親切」になります。お客さまが知りたがっていることを伝えるんですからね。

だから、
お客さまが「知りたくなるしかけ」をつくるんです。
お客さまが「自ら知ろうとするしかけ」をつくるんです。

そしたら、お店が押しつけずに「伝わり」ますから。

たとえば、「こだわりのハンバーグ」を出しているお店があるとします。お肉の配合にこだわりっていて、その配合と特別な材料がポイントのハンバーグ。そのこだわりを、お店の方から説明してしまうと「こだわりの押しつけ」になります。

でも、たとえばこんなPOPがテーブルに置かれていたらどうでしょうか?

↓手書きですみません。

一部分だけ、シートで隠されていてペロリと手でめくると、中がみえるようなPOP。こうしたらお客さまは自らめくって、自らこだわりを知ってくれます。これってお店は押し付けていませんでしょ?お客さまが「自ら知るしかけ」になります。

これはあくまでも策の一つでしかありませんので、これが絶対的な正解というわけではありません。お店のスタイルや伝えたい内容にも合わせる必要があります。

だいじなのは、伝えようとする前に「知りたい!」と思ってもらうこと。

これだと思うんですよ。

違いますかね…。

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■書いた人…気になるづくりの専門家・まきやさねゆき(Twitter