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「比較」という表現をすると、特徴を際立たせることができます。

 

「重さ・ずっしり感」を伝えたいなら、軽いものを持ってもらった後に、重いものを持つとその特徴がぐっと際立ちます。

「生地の肌触りのよさ」を伝えたいなら、ざらざらした触感のものの後に触れてもらえば、その肌触りのよさが際立ちます。

 

比較対象を設定することで、その特徴を際立たせることができます。

 

でもですね。
今回は「比較対象のない比較」をしてみようと思うんです。比較対象がなく一人ぼっち状態での比較なので「ぼっち比較」と名付けてみました。
今回は、ぼくが定期的に制作している販促マガジンで「ぼっち比較」の技法を5つまとめました。これは2017年12月度分のもの。

【ぼっち比較×5】
・過去の自分比較法
・業界内比較法
・一般イメージとの比較法
・想像相手と比較法
・時間経過の比較法

今日はこの中から「一般イメージとの比較法」をご紹介させてください。

 

たとえばこんな感じです。
かりんとうの食感を超えた! ”ぎゃりんとー”です!

※「ぎゃりんとー」は架空の商品です。
このようなキャッチコピーがついていれば、「かりんとうの食感」をイメージしませんか?そして「ぎゃりんとー」を味わうときには普通のかりんとうを頭の中でイメージしながら触感を比較してくれるでしょう。

こんな風に、お客さまの頭の中に、一般的なイメージがある商品を暗黙の比較対象に設定して、比較をする方法です。

 

他にもたとえば、こんな言い回しができます。

・●●を超えた■■です。
・●●のイメージが覆ります!
・これはもう、●●の香りではありません!
・普通は●●には入れない材料が一つ入っています。

 

「比較」という表現方法は、普通は比較対象が必要です。でも、比較対象がなくても比較はできるんですねー!比較ができると特徴が際立ちますから、ぜひあなたの商品でもできないか、考えてみてくださいねー!

 

※この冊子の完全版は「売れた!の謎解き部」の部員さんにお送りいたします(毎月1冊ずつ)。※この冊子は2017年12月度