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数年前にどん底に落ちたのに、大復活を果たして最高益が出そうだという会社の販促がとっても面白いです。「面白い」というのは「興味深い」と言う意味ですよ。

次々に新しい販促を繰り出してくるので、毎回注目をしてみています。今朝も新しい販促キャンペーンが店頭のタペストリーに表示されていたのでなるほどーと思ってみていました。そして、最近の販促の傾向には「共通点があるなー」と気づきました。今日はその共通点について共有させてください
大復活を遂げたお店は、マクドナルドさんです。

2014年から賞味期限切れの肉使用や異物混入が相次ぎ、どん底に陥ったマクドナルドさんですが、今や25カ月連続で既存店の売り上げが昨年対比でプラスだそうです。

この大復活は販促の力だけではありませんが、当たった販促キャンペーンがいくつもあったことは間違いないでしょう。だって面白い販促をたくさんしていましたし注目を集めて、話題になったものもいくつもありましたもん。

話題にならずとも、お客さまを巻き込み「マクドナルド」を記憶にとどめる販促が効いているのだと思います。
マクドナルドが実施する販促キャンペーンではいくつか共通点が見られます。

それは

●比較

●感情in

です。

このポイントをいろんな販促キャンペーンに取り入れています。このキャンペーンに触れるとお客さまは頭の中で「マクドナルド」を巡らすことになります。

その場での来店にはつながらなかったとしても、頭に「マクドナルド」が巡る回数が多くなれば結果的に来店数は増えるでしょう。そんなことをしているのだと思います。
具体的にはどんなことをしているか?
今朝見かけた販促キャンペーンはこちらでした。

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●王者ダブルチーズバーガー ダブチを超えろ!

挑戦者:ピリ辛ダブチ
挑戦者:チーチーダブチ
挑戦者:トリチ

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これは定番のダブルチーズバーガーと他の新しいチーズバーガーの比較キャンペーンです。王者に対して挑戦者が現れたけど、あなたはどっちが好き?と「比較」を促しています。

この「比較」はマクドナルドキャンペーンではよく使われています。

ちょっと前まで行われたいたのは「グラコロ」と「グラコロビーフシチュー」です。

昨年は話題になったキャンペーンがありました。「東京ローストビーフバーガーVS大阪ビーフカツバーガー」です。
どれも「比較」をしているです。「あなたはどっち?」と比較対象を提示されるとぼくら消費者は「どっちかなー」と考えちゃいますからね。頭の中でマクドナルドを巡らすしかけになっているんです。

 

もう一つの注目点は「感情in」です。これはいくつかの方法で行われています。まずは今朝のキャンペーンで見てみましょう。

「王者ダブルチーズバーガー」と「挑戦者」という比較になっています。この「王者」と「挑戦者」という表現が絶妙です。王者に戦いを挑む挑戦者という表現です。少し擬人化しているんですけど、こういうのは見てる側が感情が入りやすいです。

ふだんから、スポーツなどを見ていると王者に挑む挑戦者を応援したくなったりしませんか?そういう構造を取り入れています。
もう一つ「ダブチ」という表現も注目です。「ダブルチーズバーガー」のことを「ダブチ」と略しています。すると小さな違和感が生まれます。「え、ダブチっていうの?」「ダブチってなんか変?」とか。そういう思いが出る方がいるでしょう。(すんなり受け止める方もいると思いますが)これでいいんです。小さな違和感があることで頭の中で数秒巡りますから。この方法は今は定番になっている?「エグチ」「チキチー」バーガーでも取り入れられていました。
感情という面では「東京VS大阪」の構図も素晴らしいです。単純に「ローストビーフVSビーフカツ」だけだと弱いですがここに普段から感情がある「東京VS大阪」を掛け合わせることで消費者は「東京派?大阪派?」と感情を入れながら楽しめるのですね。

 

マクドナルドさんのことは好きな人もいれば、嫌っている人もいます。
どう捉えるかは個人の自由です。
ただし、販促の面からみればお宝の山ですし、見本だらけです。ぜひ注目することをおすすめいたします。

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