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こんにちは!しかける販促マンのまきやです。

今回の「クチコミ集客のなぞ解き部」のリニューアル祭りでも感じていますが、「クチコミ集客」をだいじに考えてる人って多いって思います。

ぼくもそうです。これからの時代はクチコミ集客がめっちゃくちゃ大事になるはずなんです!だからぼくは、クチコミ集客を一番実現しやすい支援をしていきます。その一つが会員制の「クチコミ集客のなぞ解き部」っす。

 

で、今回はですね。「クチコミ集客のパターン判定」の生事例をご紹介させてください。まきやのメルマガで2週間くらい前に募集をさせてもらった件です。
クチコミ集客はパターンです。
やみくもに「クチコミされたい」と願っても実現しない。パターンに当てはまるとうまくいく可能性がぐんと上がる。そういうものです。だから、事前に「あなたの事業に合うクチコミパターン」を判定しましょうという企画でした。

 『お客さまがどんな場面で、
  どんな言葉でクチコミをするか』

これをイメージできているかどうかで、具体策は変わりますからね。今回は4名の方にエントリー頂きました。今回はその内お2人分を共有させてください。

 


事例1)カメラマンさん

【特徴ピックアップ】
・1時間取り放題:データたくさん提供(50~100カット)
・起業家さん向けのSNSプロフィール写真撮影
・小柄な女性カメラマン
・自然な姿をとれる

【クチコミパターン判定】
■要点
利用者さまがクチコミをするタイミングがいくつかあります。それぞれタイミングを狙ってクチコミ策を考えるといいと思われます。

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〈依頼時(申し込み時)〉
①クチコミパターン:タイミングずらし

ご依頼時、撮影前にお客さま一人のためにハガキやお守りなどを送る。
お客さまの予想外のタイミングで贈り物をするとびっくりされます。

「申し込んだだけなのに、もうお礼ハガキが届いた!」
「撮影のお守りが届いた!撮影日はこれをもっていかなきゃ!」

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〈撮影日〉
②クチコミパターン:見せたくなるツール

撮影日に、お客さまになにか特別なグッズをプレゼントする。
たとえば、お客さまの名入れグッズなど

「私の名前が入った〇〇をもらっちゃった!」

 

③クチコミパターン:おすそ分けダブり

撮影日にお客さまにお菓子などをプレゼント。
1つでなく複数あげることで、おすそ分けを狙う。

「たくさんもらったから、ひとつあげるよ」

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〈納品時〉
④クチコミパターン:SNS掲載方法を指南

お客さまがSNSで写真をシェアして盛り上がる方法を教える。
たとえば「4コマを想定した写真」を撮影して、4コマ型で納品。
4コマのパターンをいくつか持っておくとやりやすそうです。
3コマ目まで1回目にSNS投稿をして、最後の1コマは次回までじらす

「私が4コマになりました」
「続きは明日投稿しますねー!」

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〈その後:紹介促進〉
⑤クチコミパターン:業種専門サービスに命名

「建築屋フォト」「セラピストフォト」などネーミングづけ。
それぞれ業種のポイントを押さえておく。
業種がイメージできると紹介しやすい。

「〇〇業ならこのカメラマンがいいよ!」

 

⑥クチコミパターン:見てほしくなるサイト掲載

カメラマンのサイトに、事例写真として掲載する。
その際に、そのお客さまのいい所を言葉でたっぷり掲載する。
お客さまは、知人にそれを見てもらうことで自分の株があがる。

「カメラマンさんのサイトに掲載してもらいました」

 

⑦クチコミパターン:同時にグッズ制作

写真を撮影するのと同時に、お客さまオリジナルグッズを制作する。
そういう商品化を含んだメニューを作っておく。例えばフォト名刺。
プロフィール写真がドーンと大きく映った名刺を同時に制作する。
名刺は自動的に人にわたっていくツール。


事例2)自家農園と契約農家直送野菜の飲食店

【特徴ピックアップ】
・自家農園と契約農家から直送の自然栽培のお野菜
・なぜかここに来ると笑顔になれる、元気になれる、
愚痴ではなく夢を語りたくなる、大切な人を連れて来たくなる、
・客層は30-50代、7:3で女性の方が多い。
周りには大衆的な賑やかなお店が多いので、落ち着いてゆっくりと
美味しいものを食べたいというお客様が多い
【クチコミパターン判定】
■要点
女性客が多い飲食店なので「インスタ映え」は外せませんが、それ以外でも、こだわりが伝わっていくしかけを作りたいもの。特徴である「自家農園」は、クチコミの観点では曲者になりそうです。知れば「すごい」となるし、聞かれれば出てくる言葉ですが、お客さまが自ら知人に話したくなる話材にはなりにくい要素かと思います。

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①クチコミパターン:言いたくなる知識を提供する

お店で知った知識を、友だちにも言いたくなるパターンです。

「ねぇ知ってる?○○って体に良くないんだって」

 

②クチコミパターン:VIPメンバーを育てる

自家農園を活用。農園の見学や農作業の手伝いをしてくれたお客さまは「〇〇ファミリー」と認定する。そしてVIPカードを進呈する。さらに、お客さまが手伝った野菜の収穫&店内での提供日には招待状を数名分送る。

「私、畑仕事してきたんだー」
「やったー!〇〇ファミリーに認められた!」
「ねぇ私が育てた野菜がでるんだ、一緒に行かない?」

 

③クチコミパターン:ダブり・おすそ分け型

畑仕事をしてくれたなど特別なお客さまに、数枚のチケットを提供する。一人では使いきれない量を提供すると、人に渡してくれる可能性が高まる。

「あげるよ、ぼくは使いきれなくって」

 

④クチコミパターン:インスタ映え

いわゆるインスタ映えには抵抗があるかもしれません。
そうしたら、料理の一部にインスタ映え箇所を盛り込んではいかがでしょうか?たとえばサラダのお野菜の中に、ウサギ型にくりぬいたジンジンを入れておく。さらには、それを「見つけるといいことがある」とストーリーを付け加えておく。

「あ、サラダの中にウサギがいた!かわいいー!」
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↑これらはフォームから登録いただいた方にぼくからお返事させて頂いた生の内容です(一応、個人が特定できないようにしています)。
クチコミ集客に限らないんですが、販促って「その結果、何が起きるか?」を具体的にイメージできているかどうかがだいじです。それがイメージできていないとやみくも販促になってしまいます。参考になっていたらうれしいですーー☆
このクチコミ判定サービスは、クチコミ集客のなぞ解き部のリニューアル祭りの特典にもさせてもらっています(ご入会者さまでご希望者さまに)。

ぼくも一生懸命考えるので利用してみてくださいねー。