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こんにちは。しかける販促マンのまきやです。

あと数日(2018年4月)で、サラリーマンをやめて10年になります。それは起業して自分で仕事をはじめて10年が経つということと同じです。なんとか10年間生きることができました。

でも、今個人的には大きな課題を抱えています。それは「生業」で生きているということ。起業時は「事業」を展開していましたが、ここ数年間は「専門家」として、自分が稼働した分だけお金を頂く商売ばかりをしてきました。自分の時間をお金に換えている生業です。それでお金を頂けるようにはなりましたし、生活できるようにもなりました。それはそれでとてもありがたいことなのですが、ものすごーく危険だなと思っているのです。不安を抱えているんです、常に。だって、ぼくが病気をしてしまったら、その時点で収入が絶たれてしまう状況なんですから。


だから、今年のぼくのテーマは「事業化」「パッケージ化」です。その本質は「生業からの卒業」です。完全に卒業をしなくてもいいんですが、そうではない収入源を作っておかないとヤバイ!ので、その方向で今年は活動をしています。

そんな意識を持っているときに、本屋さんで見かけたのがこの本です。たぶんアマゾンとかで見かけても買っていなかったと思います。「怪しいなー」と思って。本屋さんでパラパラとめくってみると、今のぼくに必要な情報じゃありませんか!今のぼくに超刺激を与えてくれる切り口が盛りだくさんじゃありませんか!買ってよかったです。読んですっごくよかったです。

 


この本からぼくが刺激を得たことを、いくつか抜粋しておきますね。下記に記載の言葉は、本からそのままのものもあれば、ぼくの中で変換されているものもあります。ご容赦下さいませ。

■コストを変動費化せよ。

→ 固定費は重たい。1回単価は高くても変動費の方がイイ。「そういえば!」と普段利用していない固定費のサービスをいくつか解約しました(月額数千円ですけど、積もるとデカい!)。

■売上を固定化せよ。

→これ!これ!これがだいじなんですわ!1回きりの依頼・注文だと安定しないですもの。定期発注を頂ける(定期発注したくなる)商品を開発して提供するぞと決めました。幸いにもその方向で準備を進めていたのでよかった!

■ランチ代500円を大事にせよ。

→実は今月から「買ったつもり貯金」と言うのをしていました。いつもならコンビニによってコーヒーを買うところを「買ったつもり」になって我慢。その100円を貯金箱に入れる。そんなことをしていたら2週間くらいで貯金箱がかなり重たくなったんですよ。ランチ代を500円としても、1カ月で15000円、1年間で18万円、5年間で90万円、10年間で180万円です。積もると大きくなりますね。起業時点の10年前から「つもり貯金」をしていたら、すごい額になっていただろうなー。

■7億の会社を買っても、痛くない。

→この視点がまったくぼくにはなかったのです。7億円の会社を買収したとしても、それは価値の等価交換。7億の資産が手に入るからお金が減っている意識はない。むしろ「お金よりも、価値を生み続ける資産に換えた」と言うことになる。

■自分が直せる範囲の問題物件はお宝。

→確かに!不動産を事例に挙げていたけど、応用が可能だ。不動産では問題物件は皆が嫌がるけど、自分の得意分野で直せるものであれば安く買えるからお宝。これは不動産だけじゃないぞ。ぼくが直せる(得意分野)の箇所に集中すれば、価値は生み出しやすい!考えたら当たり前だけど、いい視点をもらったっす!


他にも刺激的な切り口がいっぱい。ぼくみたいに「専門家」や「フリーランス」などのお仕事をしていて「自分が稼働すること、時間を使うことで稼ぐ」商売をしている方には、きっと刺激的な本だと思う。