忘年会シーズンは、飲食店にとって1年間で一番の繁忙期です。「何としても売上を上げたい」と願う方も多いでしょう。ここでは、忘年会売り上げを【最大化】するために外せない要点を8つあげます。
1つずつしっかりと企画を練ってぜひ最高の成果を上げて下さいね!
(1) 全体的な【スケジュール】と【目標】を決める
行き当たりばったりにならないように、先にスケジュールを作りましょう。
・○月○日までに、コースの案をつくる
・○月○日までに、コース内容・ネーミングを決定する
・○月○日までに、販促物の案を作り発注する
・○月○日から、○○をスタートする など。
昨年の活動状況も振り返れるといいですね。早め早めに行動しましょう。来年も活用できるように、今年の取り組み状況は専用ノートなどに残しておきましょう。また、目標の予約件数(人数)も予め設定しておくと、より達成に近づきます。
(2) コース内容の企画(選ぶ決定打)をつくる
ポイントは、幹事さんが「選ぶ決定打」をつくることです。他にはない「ウチだけ」のことを積極的にアピールしましょう。選ぶ理由は料理だけじゃないですよ。オプションとなるサービスや宴会が盛り上がるレンタルグッズ、店内の環境や設備なども大切な要素です。
(3) 告知のための販促物を企画・制作
企画を決めたら、告知のためのチラシやパンフレット、ポスター、DMなどの作り込みをして活きましょう。
ただし、ありきたりにならないように!ライバル店も力をいれて販促物を作ってきますから、ありきたりなものでは目に留まりません。まず目に留めてもらえなければ、どんなに満足度の高いコースでも伝わりません。販促物の企画は大事ですよ。
(4) 告知活動を精力的に行うこと
めちゃくちゃ大事な項目。どんなにいいコース、いい告知ツールでも誰にも知られなかったら、誰からも選んでもらえませんから…。たとえばこのような項目です。
・店頭(ポスターや黒板)での告知
・店内でお客さまへの告知(チラシ配布やメニューブックへのはさみ込みなど)
・過去のお客さまへのDMやTEL
・WEBページ・広告媒体での告知
・近隣店とのコラボ新聞チラシなど
(5) 幹事さんが不安になる項目を予め解除する
お店を決めるのは幹事さんです。幹事さんは参加者さんに気を使いますから、不安になりそうなことを予め文書などにしておけると安心ですね。わざわざ聞いてくれる方はわずかですから。たとえばこのような項目です。
【予約時間について】予約時間の何分前なら入れるのか? 終了後は、すぐに出なくてはいけないのか? 少しくらいはゆっくりできるのか? 盛り上がった時は延長できるか。その時の料金は?
【人数変更の時期について】予約人数の途中変更について、いつまでなら対応できるか? その時の料金はかかるのか?
【席について】実際に利用するのはどんな席になるのか? 事前に下見できるのか?
【領収証について】領収証の発行は可能か? さらに参加者個別の対応は可能か?
【お店の案内について】参加者がお店の場所が分からない時に、電話対応してくれるか?
(6) 当日の盛り上がり、満足度を上げる
参加者さんの当日の満足度が、幹事さんの満足度をも上げます。きちんとしたサービスや料理提供。又、幹事さんへの当日のケアも忘れずに行いたいところです。参加者さんに喜んでもらいたいという観点では、幹事さんも似た立場ですから。
(7) 記憶に残るしかけ、クチコミされるしかけを埋め込む
はじめて来店する方が多いのも忘年会の特徴です。記憶に残ればリピート利用のチャンス。見栄えのするメニューがあればSNSでシェアされる可能性も拡がります。この点についても、企画の時点でしっかりと考えておきたいところです。次回以降につながっていきますから。
・SNSで見た人が、「いいなぁ」とうらやむような写真が撮られる工夫
・後日も思い出してしまうツールの工夫 など
ここはあまり意識していないお店も多いです。記憶に残すべき点としては、簡単に言うと「美味しい理由」「そのお店がイイ理由」です。SNSでシェアして頂く写真は、盛り上がってピースサインをしている写真よりも、料理の写真です。きちんとしかけを埋め込むかどうかで来年以降の売上にも響きます。しっかりと企画しておきましょう。
(8) リピートするしかけ、リストが増えるしかけをする
忘年会自体のリピート策としては、幹事さんへのフォローは必須。さらに参加者さんに対してのリピート策もしておきたいですね。
ぜひ早めに動いて、忘年会売り上げを高めて下さいね!!
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