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こんにちは!をかしな販促企画師・まきやです。

「衝動買い」をしてもらえたら嬉しくないですか?お客さまが商品をひと目見ただけで「これ欲しいーー!」ってなったら。そうなる要素って、いくつかあると思うんですけど、今回紹介するのもその一つです。
最近ですね、コンビニであるポテトチップを衝動買いしてしまったんです。

どんなものかと言うと…
「ツーン。」

というもの。緑色のパッケージにツーンと書かれてるもの。普通ポテトチップのパッケージはたくさんの絵柄や写真や文字が書かれていますよね?でも、そういった情報がほとんどないんです。
「ツーン。ピリッ(←小文字)」

程度です。味の表記もないし、中身の写真も描かれていないんです。

 

すごく目を引きました。
「注目を集める」というのもだいじな要素ですが、今回は「衝動買い」「ひと目見てほしーを作る」という視点で解説をさせてください。


衝動買いを誘う視点。ひと目見てお客さまが「欲し―!」と思う視点。

それは…

●5秒後の体感

です。正確には5秒じゃなくてもいいんですが、購入するとすぐにできる体感を、具体的にイメージしてもらう手法です。

この「ツーン」商品は、この文字だけで鼻にツーンと抜けるワサビ風味を感じませんか?そういうことです。人って、5秒後の体感をイメージできるとそれを実現したくなるものなんです。だから5秒後の体感がイメージできるように表現をするといい。
ツーンは鼻・嗅覚を刺激する要素です。5感は他にもあるので、そういう展開も可能です。たとえばこんな感じです(ツーン商品とは無関係)

・視覚:はみでる・くねくね曲がった
・聴覚:パリパリっ!
・嗅覚:バター香る
・味覚:しょっぱくない!
・触覚:サクサク・カリカリ!

よくある表現方法ですが、キチンと意図をもってやりましょうってことっす。

 

ただし、何でもいいから上記のような表現をすればイイのではなく、それをイメージした結果「欲しくなる!」表現を選びましょう。
「甘い」よりも「チョコのような甘み」の方がグッとくるかもしれませんし、「バター香る」よりも「焦がしバター風味」の方がグッとくるかもしれません。
ひと目見て「欲しい!」を作るには「5秒後の体感」をイメージできる表現をすること。そしてその表現にはこだわること。

そしたらきっと衝動買いや、すぐに購入にはむずびつかない商品でも「衝動触り」「衝動嗅ぎ」「衝動味見」などは促せるでしょう。ぜひやってみてくださいねー!

まきや