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先日、ある案件で打ち合わせをしていた時、これはイケるなぁっていうアイデアがポンと出ました。これなら、お客さまから「自然に質問される」だろうなぁと思えるもの。

お店のこだわりって、お店側から伝えようとすると「押しつけ」になりがちです。でも、お客さまが聞きたくなって「質問」してくれれば、押しつけにはなりません。どちらがお客さまの記憶に残るかという視点でも、後者の方がいいはず。だって、お客さまが知りたいことを伝えているんですから。

 

だから、お客さまから『質問される』しかけってだいじ。もう一つ言えば、その質問に対する答えが『お店のこだわり』『次回来店する理由」にもなっているとベストです。(そういう風にしかけていくんです)

 

今回打ち合わせをしていたお店は、お肉を扱う飲食店でした。販促ツールを制作するのがひとまずのゴールですが、その過程では「どんな記憶を残したいか」「どうすれば記憶に残るか」ということを検討します。その中で出てきたアイデアなんです。
実際にお店で採用するかどうかは別ですが。(取り扱えるかとか、本当に美味しいかとかあるから)

 

どんなアイデアかというと、

◆お塩のバリエーションを増やすこと

です。

ん?

引っ張った割には大したことないって???

もうちょい説明させてください。塩と行っても、今回上がったのは岩塩です。で、岩塩は含まれる成分によって『色』が変わるんですね。味も変わる。その岩塩を2種類用意して、このように提案するんです。

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「白いお塩とピンクのお塩、どちらにしますか?」って。こうしたら、おそらくですが質問されます。「どう違うんですか?」って。そうしたら伝えられますよね。「白は○○で、○○なので、○○が好きな方にはピッタリです」「ピンクは□□で、□□なので、□□好きにはたまらないです」などと。

これを先に行っちゃうと「押しつけ」になる場合があります。少なくとも、お客さまは受け身のままです。お客さまに身を乗り出してもらうには興味を持ってもらって、「質問してもらう」こと。そんなことを狙った仕掛けです。

 

この塩の場合は、もう少し魔性の興味付けをしても面白かもしれません。

「ピュアな純白塩と、オトナのピンク塩、どちらにします?」とか
「ピュアな方用のホワイト塩と、腹黒い方のブラック塩、どちら?」とか
「白黒つける塩がありますが、白と黒どちら?」とか(黒い岩塩もあるので)

最終的には、それを使うことで「よりおいしくなる」「より楽しめる」という根拠が必要ですが、それに至るためのストーリーは、お店側のしかけ次第なわけです。

質問されるしかけ、ぜひ考えてみて下さいね~!

 


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