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最近、注目している販促があるんです。ウチの息子が「ねぇ父ちゃん、知ってる？」と言ってくるようなもの。大企業が今やってる販促手法なんですが、すごいなぁと思っています。大企業でなくとも、1店舗でも十分に応用できます。
何かというと「名前募集バーガー」です。
はい、あの大企業「マクドナルド」さんの販促です。
「北海道産ほくほくポテトとチェダーチーズに焦がし醤油風味の特製オニオンソースが効いたジューシービーフバーガー（仮）」
これが仮の名前であり、長すぎるので新しい名前を募集するとのこと。
※マクドナルドさんページ http://www.mcdonalds.co.jp/
☆このキャンペーンで何が起きるか？
（その１）まず１回購入される。
ネーミングを応募するにも、まず食べてみなきゃわかりません。
「食べて下さい」「買ってください」と言わずに一度購入して食べるきっかけになっているんです。これ、すごくないですか？
（その２）よく味わってもらえる。
ネーミングを応募する販促ですから、食べる時には、いつも以上によく味わうでしょう。あのなが～いネーミングも確認しながらたべる。そこで「なるほど」「たしかに」と思えればはっきりとしたいい記憶が残るはずです。逆もしかり。
（その３）クチコミが生まれる。
ウチの息子がぼくに言ってきたのは「賞金１４０万円だって、応募してよ！」ということでした。２晩続けていうので、結構印象に残っていることなんでしょう。
応募＆賞金ものなので、「チームを組んで応募」することができます。仲間を集めることも作戦になるのです。仲間を集めるために誘うのは、クチコミですね（商品のことを言うし、食べることにもなる）。
さらには「俺は●●って応募したよ」とかも、その後にクチコミとして話される要素になるかもしれません。
こんな感じで、このマクドナルド販促はいろんな効果がありそうです。すげぇ。
マックの販促ってすごいと思うんです。ほんとに。いろいろと問題もあったりして大変ですけど、販促担当者は相当にすごいっす。
……とまぁ、いろいろ書きましたが、実はまだ、ぼくは食べてないんです。息子が希望するので、本日食べる予定です♪
☆大企業じゃないと応用できないか？
そんなこたぁありません。１店舗の個人店から応用可能です。
「クチコミ」という点だけみると、共通話題にはなりづらいので、マクドナルド程の効果は難しいかもしれませんが、「応募カード」や「１次審査通過カード」」などを発行していけば、十分にクチコミ拡散も狙えるでしょう。
「お試し購入」と「よく味わう」という点は、１店舗でもすぐ効果ありでしょう（お客さまがチャレンジしたくなるような、 そそる商品や、そそる言い回しをしないといけないですけどね）。
ぜひ、チャレンジしてみて下さい～。
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