

最近「テッパンルート」ということばをよく使います。この言葉を使うと、不思議なくらいに販促企画がスッキリとまとまるんです。
テッパンルートとは何か?
■テッパンルート =ここを通れば「勝てる」というルート。
です。それを見つければ、そこに戦力と情熱を集中すればいい。とっても経営が楽ちんになります。
例えば、あるメーカーさんでは、「一人の提携先のオーナーと会ってもらうと、取引が始まる(契約がまとまる)確率がぐ~んと上がる」ことを発見しました。だから、そのオーナーと会う場が増えるような取り組みに集中をすればいい(そうすれば契約件数が増えていく)。
また例えば、あるディーラーさんでは、お客さまから、スタッフに対して「これ何?」と質問をされれば、きちんとした説明ができるので、売れる確率が上がると明確化しました。だから、そうした「これ何?」という質問が増えるようなしかけを作ればいい。そういう仮説を立てて進めています。
こういうのがテッパンルート。そのルートを通れば、勝っていけるもの。
☆テッパンルート=戦略では?
ぼくは「テッパンルート」という言葉を使っていますが、これって「戦略」なんじゃないかと気づきました。この本を読んで。
ぼくは販促の仕事をしていながら、「戦略」ってよくわからなかったんです。「戦略は見えないもの、戦術は見えるもの」とか「戦略は選択と集中」とか言いますが、よくわからなくて…。
でも、上の本を読んで「これが戦略か!!」と分かったんです。それがテッパンルートです。
「戦略とは、勝つためのテッパンルートを見つけて(作って)、そこに戦力と情熱を集中させること」
このようにぼくなりに定義できました。ぼくの誤解・曲解・認識不足もあるかと思います。でも、すんごくスッキリしたんです。
戦略やテッパンルートには大きいものも小さいものもあります。会社全体の方針を決めるような大きなテッパンルートもあれば、一つの小さな販促策を成功させるための小さなテッパンルートもあります。
ぼくがよく企画をご一緒させてもらう販促物などは、小さなテッパンルートを明確にするところから始まることが多いのです(と言っても、大きい方も知らないとちぐはぐになっちゃう)。
販促物を作るとき、販促企画をするときは、
なにがテッパンルートなのか。
どんな状態をつくれば、どんな場を通ってもらえば
ゴールに直結するのかを見出すこと。
それが見えてこそ、販促物って役割を果たします。それがないと、狙いのない販促物です。成果は偶然でしか出ないでしょう。
勝つためのテッパンルート。
勝つためには、テッパンルート。
ぜひ見出してから販促をしましょうね~!
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