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あなたの思い通りにお客さまが動いてくれたら…嬉しいっすか?

完全にすべての動きに対してそうすることはできませんが、一部の行動についてはできるんす。無意識の部分に働きかけることで。

愛知県の一宮にある記念日専門のレストランであるデラセラさんでは、この夏新たなチャレンジ企画がはじまりました!自家製で40日間も熟成されたスモークハムである「トン吉」くんをお客さま自身でカットできる企画です。

普通、大きなハムを自分でカットすることはできませんから、それだけでもワクワクする企画です。そこに、デラセラのオーナーである冨田さんはチャレンジ企画を付け加えました。

●トン吉チャレンジ 自分でカットしたハムの重さを当てたら金メダル!

こんな企画です。まずは、見本として冨田さんが1枚カットする。それをお客さまにも持っていただき、実感をしてもらってからお客さま自身でカットしてもらう。そして、自分がカットしたハムの重さが何グラムなのかを当ててもらうものです。それがピッタリだったら金メダル誤差に応じで、銀メダル・銅メダルとなりそれぞれ特典がつきます。

どうです?楽しそうな企画ですよね~?

お客さまも楽しんでくれているそうです。

 

で、ここで面白いことがありました。お客さまが目指すグラム数が、サンプルのグラム数によって変わるようなんです。ある時、富田さんが見本として80gくらいのハムをカットしたら、お客さまもそれと同じくらいの大きさを目安にしてカットをしてくれたそうです。

そうなんです!
サンプルとして見せる基準によって、お客さまの目指す基準も変化するんです!

このハムは、1gあたりの金額が決まっているので、ハムを大きくカットしてくれた方が、単価も上がるんです。(その分、たくさん食べて頂けて、楽しんで頂ける)

これ「アンカリング効果」と言われるものだと思います。

お客さまの無意識に、基準となる数字などを予め伝えておくことで、お客さまの基準がそれに沿ってしまうという効果です。

すごいでしょう? 面白いですよね~。

このアンカリング効果は、3月に行われたクラシックコンサート「ベートーヴェンからの挑戦状」でも投げ銭単価の基準をつけるために使いました。おかげで、その前の回と比べて投げ銭単価は2倍以上になりました♪もちろん、それ以外の要素もたくさんありますけどね~。

お客さまに無意識的に基準を作ってもらう技術。うまく使えば、販促の大きな力になってくれます。でも、悪意をもって使っちゃだめですよ~。

煽り文句っぽいので、あんまりこういう言葉は使いたくないですけど、
「悪用禁止」っすよ~。

 

■参考URL

デラセラさんhttp://dela-cera.com/

ベートーベンからの挑戦状&モーツァルトゲーム(クラシックコンサート)


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