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期待していたのとは違った。
だからこそ、めっちゃ良かったっす☆ こちらの本。17237245_1315837371818030_2137312349_o

ぼくも講師(先生)側でお仕事をさせて頂くことがあるし、レベルアップできるじゃないかって思って読みました。読む前は「まくらの作り方」とか、「まとめ(オチ)の作り方」を期待していたんですが、それはこの本の一部でした。もっとデカかったっす。この本は。

なんていうかですね。この本を学んで実践すれば「色気のある授業」になりそうっす。「正解はこれ!これは不正解!」っていう融通のきかない教え方ではなくって、もっと融通がきくもの。受け手が、その融通の中で自分らしいものを見つけられる環境を作れそう。

特に好きな1文はこちらっす。
『落語は「いじめはいけないよ」と言ってるわけではありません。そうではなく、「いじめなんかするより、すべてを受け入れた方が楽しいよ」言っているのです。』P145

物の見方を変えてくれる本です。

タイトルに「授業」とあるだけあって、読者層は学校の先生のようですが、講師業の人だって活かせるし(めっちゃ活かせるし!)、子どもを持つ親だって活かせるし(めっちゃ活かせるし!)、部下のいる上司やリーダーだって活かせる(・・・たぶん)。

本の捉え方、活かし方は自由ですから。好きに活かせばいいわけです。そういうことも本の初めの方に書かれていました。

自分向けテキスト変換力」P16

この言葉も大好きっす。めっちゃ好き。そう、自分なりに解釈して、自分向けにすればいいんすよね。何でも。本でも、ハンバーガーでも、ボウリングでも、おならしたくなった生理現象でも。

こうしてまとめていると、改めていい本を読ませてもらったなーと思っとります。ぼくは大好きっす。この本!