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買ってしまったんです。ついつい、この商品を。

↓こちらです(右側の商品)。

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はい、ペヤングの背脂Maxです。こちら今大売出し中なのでしょうか?事務所近くのコンビニ2件で、ドーンと陳列されていました。ぼくはその前の晩に、ユーチューバーのヒカキンがこの商品を紹介しているのを見ていて、これを食べたくて仕方なくなっていました。(次男が好きなんです。ヒカキン)

でですね。今回はこれを買っちゃった理由を考えてみたいと思うんです。バリエーション商品の展開を考える時にとってもだいじな視点だと思うので。

ぼくはペヤングが大好きなのもありまして、今回のバリエーション商品である背油Maxを購入しました。

もしですよ。
ぼくがペヤングを好きでなったら、これを買っていたかどうか。

同じカップ焼きそばのシリーズでも、「一平ちゃん背脂Max」だったら、買ったか!?いや、買ってないと思います。

もし「UFO背脂Max」だったら、買ったか!?いや、買ってないと思います。

もっと言うと、スーパーのプライベートブランドで、「カップ焼きそば背脂味」だったら、買ったか?!いや買ってないと思います。

コンビニの棚に、まったく知らないブランドで、「カップ焼きそば背脂味」が並んでいたら、買ったか!?いやいや買ってないと思います。

ぼくは、背脂味のカップ焼きそばが食べたかったのではありません。ペヤングが好きだから、そのバリエーション商品にも手が伸びたのです。

これってとってもだいじです。

お客さまが興味を持つのには、1つの公式があります

それは・・

☆興味=知ってる×知らない

です。この「知ってる」はただ知っているだけでなく、「好き」という感情を持っている方が強力です。この公式に乗っていないと、お客さまが興味を持ちづらいものです。

カップ焼きそばでは、ペヤングよりも一平ちゃん派の人であれば、「ペヤング背脂Max」よりも「一平ちゃん夜店の背脂」の方が興味づくのではないでしょうか?

そういうことなんです。

新しい商品を開発する時に、「まったく新しいもの」を作るのはかなりむずいはず。なにか既存の人気商品と組み合わせることで、ぐぐっとお客さまの興味を引くことができるのです。

そう考えると、我々はカップ焼きそば類を「カップ焼きそば」として認識していないのかもしれません。「ペヤング」「UFO」「一平ちゃん」と個別の存在として捉えているのかも♪

「カップ焼きそば」としてとらえているならば、スーパーのオリジナル商品で「カップ焼きそば背脂MAX」も興味づきそうですもん。

そういう視点だと、元々自社にブランドがない場合は、一般的な商品として認知されているものを題材にするといいかもしれないっすね

「食パン」とか「クロワッサン」とか。これを少し変形させて…「パンの耳の厚みが10倍の食パン」とか、「ピンクのクロワッサン」とか。こういうバリエーションなら、お客さまの目を引くでしょうね。

お客さまが、一つの商品として「知っている」存在とうまいこと組み合わせてバリエーションを作ることで、興味づくんすね。おもしろいですね~。

※まぁぼくの勝手な見解ですので異論反論もあると思いますが。

 

◇前回の記事 売れる売り方は、”わざわざ”考えるから生まれる!
◇前々回の記事 お客さまを「自分ごと」に換える公式を見つけた!
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