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見えないものや、見えづらいものって買いづらいです。
買いづらいものは、なかなか売れないです。だから買いやすくしよう。今日はそんなお話です。

昨日、新横浜駅のコンビニで「ほうじ茶ラテ」というカップドリンクを見かけました。紙コップに「ほうじ茶ラテ」「オレンジショコラ」などの味がドーンと書かれています。

「カフェ気分」というシリーズのようです。そういえば事務所近くのファミマにもあったなー。この紙コップには粉末とマドラーが入っていて粉末を開けてお湯を注ぐとカフェ気分のドリンクが楽しめるというもの。

すごいなーと思ったのです。

何がすごいかというと

●見えづらいものを、見える化

したという点です。

お茶パックや粉末の袋をいくつかセットにしてパック販売していた場合だと、「飲んでいる姿」はイメージしづらいです。お客さまが自ら「これはどう飲むのかな?」と考えて初めて、飲み方がイメージできます。

(もちろん普段から飲んでいる方はすぐイメージできると思います。でも、自らイメージを作り出す作業は行われている)

 

でも、このカフェ気分のパッケージは行動がイメージできるんです。飲んでいる姿がイメージできる形になっている。すでに紙コップのパッケージになっているからです。「この紙コップにお湯を注げば飲める」というのが
イメージできるんです。

この見せ方が上手だなーと思いました。

●見えづらいものを、見える化している

●利用方法がイメージしづらいものを具体的な利用方法がイメージできる形にしている

のです。すごいなーと思いました。利用している姿がイメージわけば買いやすくなりますもの。

 

そんなアイデアを分析しているときに一つのサービスを思い出しました。

「家事代行サービスのパッケージ化」です。「家事代行サービス」はおうちの家事「掃除」「料理」などを代行してくれるサービスです。

これ自体は「モノ」の見えないサービスですが、数年前にホームセンターや電気量販店でパッケージが販売されるようになりました。ゲームソフトのようなパッケージで「お掃除」などと書かれているもの。このパッケージをレジに持って行って購入すれば、その家事代行サービスの権利が得られるものです。

これも形のないサービスをカタチの見えるものに変えたものです。うまいこと「見える化」した事例です。このようにお客さま(主婦)の目が届き、手が届く場所にあれば、買いやすくもなります。普段から購入する習慣のあるゲームパッケージにピン!とくれば、さらに買いやすくなるものです。

 

ファミマの「カフェ気分」と、家事代行サービスのパッケージ販売に共通点すること。

それは、お客さまが利用・行動する場面を具体的にイメージできることです。

あなたの商品でも「ぼんやりしている」モノがあったら「見える化」できないか考えてみてくださいねー

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