FavoriteLoading「お気に入り」に追加する

こんにちは!手描き動画制作士のまきやです。

ぼくは、共感には3種類あると思ってます。

1:直観的な共感
2:考え・想い共感
3:エピソード共感

この3種類です。


「1の直観的な共感」は、パット見た瞬間に「これいい!」と無意識に感じてしまう共感です。オシャレな洋服を見て「かわいい!」と思ったり、お店の門構えを見ただけで「ここいい!」と思ってしまうような共感です。これを技術的に再現するのは難しい…センスあふれるクリエイターさんがやってることだと思いますが、ぼくにはできない…残念ながら。

【活用場面】ひと目ぼれを狙うとき。商品のパッケージやネーミング、お店の門構え、プロフィール写真など。


「2の考え・想い共感」は、人物の考え方や想い・メッセージに共感をすることです。誰かが発する考え方やメッセージを受け止めた人が「それ、わかる!」と共感するもの。このような共感を生めると仲間意識が強くなるんだと思います。この共感は、次の「エピソード共感」を絡めて伝えることで、より共感が強くなると思います。

たとえば「考え共感」を生むメッセージとして「私は、厳しさは歓迎するけどパワハラは反対します」というものがあるとします。反対はされづらく共感されやすいものかと思います。こうした考え方やメッセージに対して共感を得るのが「考え・想い共感」です。

この伝え方に「3のエピソード共感」を加えると、より伝わる表現になり共感を得やすくなるでしょう。たとえばこんなエピソードです。

「ぼくが中学生の時の部活の顧問の先生はとても厳しくて、規則を破ったときはゲンコツをもらったことがあります。でもそのゲンコツには愛があって、痛かったけどまた部活に戻れる嬉しさがありました」

こんなエピソードを加えると、先の「厳しさは歓迎」という考えに対して納得性が高まり共感も深まりませんか?

【活用場面】自分やお店の想いや目標などに共感を頂きたいとき。


「3のエピソード共感」は、出来事が伝わることで得られる共感です。スピーチや動画、ブログ記事などで1番得やすい共感はこれです。技術的に得ることができるものです。

そもそも感情とは、何かしらの出来事がありそこから引き起こされます。だからその出来事を共有することで、そこから引き起こされる感情に共感を得ることができます。たとえば、こんな出来事はいかがでしょうか?

『奥さんから「ちょっと話があるんだけど…」と言われた』とか。

『子どもから「ママには内緒だけど、パパ大好きだよ」と言われた』とか。

『仲間だと思っていた人が、自分の知らない所で陰口を言っているのを聞いた』とか。

『お財布を落として怒ちんでいたけど、警察に届けてくれた人がいた』とか。

こうした出来事を受け手が自分のことのように感じると、何かしらの感情が浮かびます。そして話し手に共感をするのです。感情が生まれる出来事を共有していくのです。

ですので、このエピソード共感を狙って発信する場合には「嬉しかった」「悲しかった」「悔しかった」とか感情を表現する言葉を言うよりも、出来事をまず共有しましょう。その方が共感は得られます。

【活用場面】お客さまとの距離を縮めたいとき。何か伝えたいメッセージが無くてもいいので、「それわかる――!」と状況に共感してもらうことで、お店とお客さまとの距離を近づけるときに。ブログやニュースレターやSNSや名刺プロフィール、接客時のトークなど


共感の3種類と、共感を得る技術について、少し解説させて頂きました!これは「伝ワルの法則」の一部ですーー。ぜひぜひ、参考にしてみてくださいねーー!

 

■あなたの魅力が伝わる動画、作ります!