

お客さまの心って敏感です。
それは、年を経るごとに(いや月を経るごとになのかも)感度を増しているのかもしれません。商売人側の下心が透けて見えると、お客さまはドン引きして遠ざかっていく。そういうことを、この12月に実感しました。
☆下心を出したら、登録率が下がっちまったぜ!
このHP内では、いくつかの販促ツールのテンプレートを無料でダウンロードできるようにしています。そのうちの一つが「オリジナルおみくじ」です。おみくじの文面例とパワーポイントのテンプレートがセットになったもの。
↓こんなやつです。
その2つのファイルは、フォームに入力して送信ボタンを押すことで、自動返信メールで受け取ることができる仕組みです。この時、一つ弊社が無料提供するメリットを享受しようとしています。
「メールマガジン(しかける販促で儲ける技術)」の登録を促しているんです。メルマガの読者さまが増えることは、弊社にとってはプラスですから(登録は、完全に任意です)。
↓こんなフォームを用意しています。
このフォーム内で、ちょっと下心を出したところ、「メルマガの登録率」がグンと下がってしまったんです。。。やっちまいました・・・。
☆元々のメルマガ登録率は30%、それが12.5%に落ちた(>_<)
このファイルたちは秋に無料公開をしまして、そこから12月半ばまでで約62名の方からダウンロードを頂きました。ありがたいことです。ですが、その内「メルマガにも登録」をしてくれた方は、18人のみでした。すでにメルマガを受け取っている方もいたので、ご新規さまだけで計算すると30%の方がメルマガにも登録を頂けたと言うことです。
30%、この数字はどうなんでしょう?
高いのか、低いのか。決して高くないと思っています。だって弊社の他のダウンロードファイルでは80%以上が「メルマガ登録」をしてくれていますから。
「もう少し、登録率を上げられないか!?」と考えて、工夫をしてみました。そしたら、その下心が透けてしまったんでしょうね。それから10日間くらいの内に、16名の方がダウンロードをしてくれたんですが、内14名の方が「登録なし」でした。登録してくださったのは16名中2名さまなので、登録率は12.5%です。
たしかに、母数は少ないかもしれません。
でも、「(メールマガジンは)いらない」が12連発したことがありまして・・・。さすがにこれまでにその状況はなかったので、ビビりました。こりゃ間違えたなぁと(むしろ、「この連続記録はいつまで続くんだろ」とちょっとワクワクもしてしまいましたが…)
☆何をしたのか? 選択肢の文言を変えたんです。
では、何を変えたからメルマガの登録率が落ちたのか!?問題はここです。選択肢の文言を変えてみたんです。こんな風に。
以前のパターンはこちらです。〈メルマガ「しかけ販促で儲ける技術(水・金配信)」は…〉という項目に対して…。
【選択肢A】 受け取る
【選択肢B】 いらない
この選択肢の文言を変えてみました。下のように。
【選択肢A】 販促ノウハウを、受け取る
【選択肢B】 販促ノウハウは、いらない
このように変えたら、「受け取る」を選択する率がぐ~んと下がったんです!ぼくの下心が透けて見えたんでしょうね。いや、透けたのではなく丸見えだったのかもしれません。
このような文章にすることで、お客さまはこのような印象を抱いたのではないかと考えています。
「このサイトの人は、メルマガを登録させようとしている。登録しないと損をするように感じさせている」
と。まぁそれがこの文言に変えた下心そのまんまなんですけどね。お客さまにはしっかりとバレていたということでしょう。ここで嫌な気持ちになった方は、メルマガに登録しないだけでなく、ファイルのダウンロードをも躊躇して辞めている可能性も十分にあります。そういう意味では申し訳ないことをしてしまったなと思います。オリジナルおみくじのテンプレートを手に入れられなかったのですから。
☆元に戻したら、登録率が25%に回復!
そういう失敗があり、文言を元に戻しました。まだ戻してから1日しか経ってないので、何とも言えませんが、4人がダウンロードして下さり、内お一人が「メルマガ登録アリ」でした。一応25%です。これからどう動くかは注目しています。
☆商売人の下心には、お客さまは敏感。正直でいましょ!
SNS・スマホの普及もあり、お客さまの周りにはたくさんの情報があります。企業の裏側が暴露される機会も増えていますので、お客さまは企業姿勢にはすごく敏感になっているのだと思います。その傾向は今後逆戻りすることはないでしょう。
お客さまに隠したままで何とかしようとすると、お客さまはドン引きするはず。下心があるなら、それはハッキリと言っちゃった方がいいのでしょうね!その方が怪しまずにYes/Noを判断できますから(そういえば、落語の真打ち・立川談慶師匠のセミナーでも、談慶師匠は下心を大っぴらにしていました。落語家・真打ちセミナーから盗んだ「7つの構造)。
お客さまには正直に。2016年は、それがすごくだいじになりそうな気がしますよ。
お客さまに楽しんで頂く。それをだいじに。
「どうすれば、うちが得するか」ではなく、
「どうすれば、お客さまが楽しんでくれるか」ですね。
そういうしかけを作っていこうと思います。
あなた、下心、隠してません?
お客さまに隠したまま、なんか企んでません?
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