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「イベント企画」って難しいです。
楽しいことを考えることはできる。お客さまが体験してくれれば、満足してくれる企画を作ることはできる。それってそんなに難しくないです。いやいや簡単じゃないですけど、それよりもっと難しいことがあるって話を今日はしたいんです。

イベント企画って、ちょっとだけ大げさに言うと「ゼロか100か」です。

個人的に、自分の直近の企画でゼロの企画と100の企画がありまして。。。。

「ゼロの企画」はこんな感じ。
イベントを企画した方は盛り上がります「これはいいぞ!絶対お客さまにも満足してもらえる!」って思うんです。でも、いざ告知を始めると・・・あれ?参加申し込みが全然来ない…。告知を続けでも、一向に参加申し込みが増えない。

なぜだ?と思い、知り合いに個別の案内を始めると気を使ってか参加してくれる人が少しずつ現れるけど「その日は予定があって」とか「盛会を祈っています」と社交辞令の断りの方が増える。すみません。。。気を使わせちゃいました。

頑張って頑張って告知をしても、なかなか参加者さんが増えない。そういうのがゼロの企画です。お客さまの「ニーズがゼロ」なんです。主催者の思い込みで作ってしまった企画です。

ちなみに、ぼくの企画でいうとこちら。

↓まきやのしかけ販促DVDを事前に見る会
https://www.facebook.com/events/1071098863012540/
(これが来てくれないのさみしーっす。結局は何人か興味ある方が見つかりましたが。DVD見るって違うのかも)

それに対して「100の企画」はどうか。
企画を立てた瞬間に、「それ、行きたいです!」と募集開始もしていないのに、参加希望者が現れます。ちょっと告知を開始すると、続々と参加申し込みが入ってくる。

ぜひ来てほしい人に個別に案内をすると、「行きます!」「調整します!」とかお返事いただいたり「すごくいきたいけど、先約があります」とかも(これは社交辞令かもしれないですね)

とにもかくにも、そんなに労せずに参加者さんが続々現れるんです。これが100の企画。お客さまのニーズをズキュンと射止めた企画です。

ちなみに、ぼくの企画でいうとこちらです。

↓小さな会社の経営の正解 勉強会
http://haps.chu.jp/chiisakutemokatsu
開催3週間前ですが、満席になりましたー☆

これまでのぼくの感覚値ですが、イベント企画って、ちょっとだけ大げさに言うとゼロか100かです。途中の30とか50とかってあんまりないです。

100の企画はそんなに苦労せずに満席になるし、
ゼロの企画は、どんなに頑張っても誰も来てくれない。。。

集客活動にめちゃくちゃ時間を費やすって、あんまりいいことではないと思っています。

「ぜひ来てください」「どうにかして都合つけられませんか?」とかってがんばってお知らせをしていってもしあわせは増えづらい(そんなに行きたくないのに、無理して来場するとか)。

逆に、お客さまが続々参加申し込みをしてくれるような、入れ食い状態の企画はみんなしあわせだ。

だからこそ、イベント企画をするときには

「お客さまが、どーしても行きたくなる」ものかどうか。
「お客さまが、どーしても手に入れたい」ものかどうか。
「お客さまが、逃したら悔しがる」ものかどうか。

を突き詰めたいのです。

お客さまのニーズをきちんととらえられたら、お客さまは続々来てくれますから。
見込みの客層にちゃんと情報が届いてるかってのはだいじですけど。

だからですね、企画は安易にはしない方がいいですよ~。

ぼくらが「したいこと・好きなこと」と、お客さまが「お金や時間を使っても欲しいもの」は別物ですから。イベント企画だけじゃなくって商品開発も同じだと思います。

◇前回の記事 ハガキ販促に「ひと工夫」加えたら、促進されました!
◇前々回の記事 オンナに効く”限定” オトコに効く”限定”

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