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昨日、勉強会(ワークショップ)の打ち合わせをしているときに、
新聞に載っていたある販売方法を思い出しました。
●箱で買う 家事サービス
日経MJに掲載されていたもので
「掃除」「クリーニング」などの家事代行サービスを「箱」に入れて販売するもの。
箱には、チケットや説明書が入っているそうで、
家電量販店やスーパーにたくさんの箱が並んでいて買えるらしい。
▼家事玄人
http://www.kajicloud.com/
これは、見えないサービスを見える「カタチ」にしたもの。
カタチがあった方が、イメージしやすいし・実感がわく。
何よりカタチがあるものの方が「買い」やすい。
業者さんに「依頼する」という感覚ではなく、スーパーで商品を「買う」感覚に近くなるから、
ハードルも下がるんでしょうね。たぶん。
このサービスを思い出して、さらにもう一つ商品を思い出した。
●鍋キューブ
ヒット商品で、こちらも同じ視点で見ることができる。
それまでの鍋スープは液体でした。
液体は、どうしてもつかみどころがない。それがキューブ上の固体になったことで、つかみどころができた。
これも「見えないサービス」→「見えるモノ」と近い感覚があると思う。
やっぱり、見えないものを買うのは不安だ。
見えるものにできるなら、した方がいいのではないか。
勉強会は「見えないもの」の部類に入る。
知識だったり、アイデアだったり、思考プロセスだったりと頭の中で起こることなので、見えづらい。
これを「見えるもの」にできないか。
そんな視点で考えていくとたとえば「カード」はどうか考えた。
カラフルなカードを用意して、ワークの中に取り入れる。
カードにはいくつかの質問が描かれていて、引いたカードに合わせて、発言する。
カードは見えるものだしそんなのもいいなぁと。
ただ「カード」というよりも、一般的にわかりやすい知識を活用したい。
そういう点では「7種のトランプ」とか、「SMAPカード」とか「プロ野球チップスカード」をパロディにしてみたほうがキャッチーになりそう。
でも、カードである必要もない。
じゃあサイコロはどうか。
サイコロトーク。
レインボーのサイコロトーク。
サイコロは6面だけど、7色の虹でいいか…?
これがピンときた!
●7色のレインボーサイコロワーク
これは、見えない勉強会を見えるカタチになるんじゃないか。
もっと詰めていかないといけないんですけど、
一つ「見えるモノ」と「ちょっとした神秘」が作れそうだなと。
楽しみになってきました。
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[今回のポイント]
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■ 「見えないもの」→「見えるもの」に換える
■ サービスは「依頼する」 ものは「買う」
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[アイデアチャレンジ]
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あなたのサービスで「見えないもの」は
どんなことがありますか?
それを「見える」ようにできませんか?