

こんにちは!しかける販促マン&小道具動画作家のまきやです。
この1週間ほどYouTube広告のテストをしています。同じテーマの動画で約3分バージョンと、約1分に短縮編集したバージョンの動画を作成し、それぞれYouTubeの動画広告に出稿してみました。その結果を比較してまとめておきます。
まずは出稿した動画について。こんな動画を広告出稿しました。
■約3分バージョン
■約1分バージョン
2つの動画をYouTube広告に出稿した結果をまとめていきます。
■3分バージョンの動画広告の結果

■30秒以上の視聴(広告料が発生) 47%
■最後まで視聴してくれた方 22%
■視聴単価(広告費) 4円
■30秒以上見てくれた方が、最後まで見てくれる割合 46.8%
こんなデータとなりました。合計で1300回以上の表示、600回以上の再生をしての数字なので、それなりに安定したものだと思います。
動画広告が配信されたうちの47%の方が30秒以上見てくれるって、結構な割合じゃないかなーと思うんです。YouTubeのインストリーム広告というもので、YouTubeを見ていると初めに広告が流れますよね?あれなんです。
あそこに表示された方のうち47%ですから、ほぼ半数が30秒以上見てくれる。そして30秒をクリアした方のうち46.8%、こちらも約半数が最後まで見てくれています。2分55秒の動画を最後まで見てくれているんです。これって結構すごいことなんじゃないかなーと思うんです。
広告費がかかるのは30秒以上見てくれた方だけですので、そのうち半分の方がさらに約2分半も動画を見てくれている。見たくて自分で選んだ動画じゃありません、なのにそれだけの方が見てくれるってのは「見続けるしかけ」が機能している証拠なんじゃないかと。どうでしょう?YouTube広告のことを検索してると、この数字はどうやらかなりよさそうです。
■1分バージョンの動画広告の結果
こうなりました。約1分の動画なので最後まで見てくれる率は高いですね。そりゃそうです。当たり前の結果でした。でもいきなり流れてきた広告動画なのに、こんなに多くの方が最後まで見てくれるとは結構な驚きです。
他の動画広告の数字をあまり把握できていないので、この数字の良しあしはまだ判断がしがたいのですが、悪い数字ではないように思います。
30秒以上見てくれた方の内、最後まで見てくれた方の割合は約3分の動画で46.8%、約1分の動画では70.7%でした。この数字を見ると「1分動画の方がよさそう」に見えるかもしれません。
でも、そうでしょうか?
動画視聴1分あたりの広告単価は?
こんな視点で比較をしてみます。双方最後まで見てくれた方の1分あたりの広告単価を研鑽してみます。そうすると…
・最後まで見る単価:視聴単価4円÷最後まで46.8%=8.55円
・動画視聴1分あたりの単価:8.55円÷3分=2.85円
■1分バージョンの場合
・最後まで見る単価:視聴単価4円÷最後まで70.7%=5.66円
・動画視聴1分あたりの単価:8.55円÷1分=5.66円
※各動画は3分、1分とみなす。最後まで見てくれた方だけを計算した検証の数値
ここまで見ていくと、こんな見方ができます。
☆YouTube動画広告は、長めの動画の方が1分あたりの視聴単価は安い
☆「見続けるしかけ・構成」ができれいれば、高い割合で最後まで見てくれる
と、YouTube広告はかなりチャンスがあると見えてきました。ただしぼく自身はYouTube広告は始めたばかり。今の状態でも「じっくりと見て頂く動画」の制作はで来ています。でも、もっともっと奥は深いはず!
もっと検証を重ねて高めていければいいのですが、それとは別途、すでに詳しい方と情報交換をさせてもらったり、YouTube広告運用のアドバイスを頂いたりコラボレーションしたりできたらなーと願っています。
YouTube広告にチャレンジしている方や、YouTube広告の運用会社の方、よかったら情報交換してもらえませんか?ぼくには「見続ける動画のシナリオ構成術・演出術」があります。組み合わせればいい広告になっていくと思うんです。
まきや
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