

ららぽーと横浜に買い物に行って、「無印良品」に入った時に見つけた商品のお話です。
「0円」から「1円」を作りだすアイデアです。
本来なら1円にもならないもの、むしろ処理代で経費が
かかってしまうかもしれないところを、売上・お金に換える。
すごいアイデアでした。
○9種のこっぱのつみき
「つみき」です。
子ども用のおもちゃの「つみき」
↓説明文によると、こんな商品。
—————————————
まな板などを作るときにでる端材(木端)を利用しました。
色や香り、手触りなど、木の違いを感じ取りながら遊べます。
—————————————
端材を使ってつくった「つみき」。
たしか21ピースの「つみき」が布の袋に入っていて、
持ち上げると、かなりズッシリときます。
値段は2980円です。決して安くないですね。
これを買う方はどんな理由で買うかと考えてみる。
おそらくですが、
●教育的な理由
で買うんだと思います。
いろんな種類の木が入っていて、それを触って感じることができる。
ふだんの日常生活ではなかなかできない事です。昔に比べて減ってきている部分でもあります。
そういう意識のある親(やおじいちゃんおばあちゃん)にとっては、「子どもに体験させたいこと」になるでしょう。
「安いから」買うのではなく、
単に「おもちゃが欲しいから」買うのではなく、
「教育上、よさそうだから」買うのです。
もちろん「おもちゃがあったらうれしい」というのは土台ですけれど。
そういう理由だから安くなくていい。
980円じゃなくていいんですね。
材料は端材ですから、他に利用方法がなければ、捨てられてしまうものでしょう。
1円にもならないどころか、処理代がかかってしまうもの。
それを2980円に換えているのです。
すごくないですか?
※とはいっても、実際には「つみき」に合うサイズに
加工したり、袋を作ったりとかコストはかかっているはず。
発想の「視点」を学びたいのです。
ぼくらの周りにも、捨ててしまう部分を見直すことで、
新たな価値を生みだすものがあるかもしれませんよ。
考えてみたいものですね~。
まきや