

「坊主めくり」とか「ババ抜き」って、下品というか強いコトバじゃないですか?
「坊主めくり」を丁寧なコトバにすれば
「お坊さんめくり」「僧侶めくり」「住職めくり」でもいいはず。
でも「坊主」というコトバが選ばれた。
「ババ抜き」を丁寧な言葉にすれば
「ジョーカー抜き」でもいいはず。
でも「ババ」という言葉が選ばれた。
これは誰か偉い人が決めたんじゃなくて、
自然と選ばれて残っていったコトバ。
やっぱり選ばれた理由ってあると思うんです。
【仮説1】
この2つのゲームは、プチ悲劇を楽しむゲームだから、
悲劇感が増幅されるコトバが適しているのではないかなぁ。
出たら「イヤ」な感じがするコトバが適しているのではないかなぁ。
【仮説2】
下品な言葉を使うことで、「小さなタブー破り」をしていたのかも。
人は「タブーを破る」ことに不思議な魅力を感じるもの。
特に、いろんな制約を受けていればそれは大きくなる。
「坊主」という、強く普段は言えない言葉を使うことで
小さなタブー破りをしていたのではないかと。
そこにちょっとした気持ちよさがあったのではないかなと。
仮説があっているかどうかは分かりません。
でも、間違いのないことば、「坊主めくり」「ババ抜き」というゲーム名が浸透し
ずっと受け継がれていることです。
何か理由があるはず。それはずっとギモンとして持っておこう。
まきや
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