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表紙やキャッチコピーを変えるだけで、お客さまの反応がグンと変わったりします。それを改めて実感した事例です。1回目に失敗したんですが、修正して2回目はうまくいきました。今回、注目してほしいのは、
●お客さまの興味の引き処
です。
先日、ご相談頂いた方は、「お店のこだわりブック」を作りたい方でした。飲食店のテーブルに置いておく販促物で、お客さまに読んで頂けると、より納得度・満足度があがり、記憶にも残るようなもの。
文章はその方が事前に作ってくれたので、ぼくは、その文章を元にして、記憶に残るポイントをグッと強調したり、整理したりするアドバイスをさせて頂きました。
そちらのお店は、焼肉屋さんです。すごくイイお肉を、格安で仕入れられる仕組みを持っているのが特徴。そのお得感を書いた内容です。
1回目の打ち出し方はこんな感じでした。
「●●店では、こんなにも美味しいお肉が
こんなにも安い! 3つのヒミツ」
これ、実は失敗でした…。お店の一番の特徴を打ち出したのですが、お客さまにはちっとも見て頂けなかった…。ツールに書かれた内容については充実の内容でした。読んで頂ければ、満足度があがるハズ。
でも…
お客さまに読んで頂けなければ、始まりません。
読まれなければ「無価値」「価値ゼロ」です。「お客さまに読まれていない」という報告を頂き、現物の写真を送って頂きました。見た瞬間に「失敗したぁ!」思いました。これだとテーブルに座ったお客さまは読まないだろうなぁと。そこで連絡をして、修正をして頂きました。
修正後のこだわりブックはこんな感じです。
「5分後に食べるお肉が、ギュ~っと美味しくなる!
知って得するひ・み・つ♪」
こうすると、たくさんのお客さまが手に取ってみてくれるようになったようです。よかったよかった^^
☆「他人ごと」を「自分ごと」に換えよ!
1回目と2回目、何を変えたか分かりますか?
「興味の引き処」を変えたんです。1回目の引き処は「安さ・お得感」でした。これは、来店前のお客さまに見せるものだったら有効だったでしょう。お得な理由は「来店する理由」になるからです。
でも、すでに来店してテーブルに着いているお客さまには興味のないことでした。もうそのお得なお店には来店したので、読んだところで、さらに得はしませんから。「自分ごと」ではなく「他人ごと」の内容だったんですね。
2回目は違います。「5分後に食べるお肉が…」という見出し。これは、お客さまが今から食べる上で大切なことが書いてありそうです。「読めばもっと美味しくなる、読めば得する!」そう思えるから手に取ってもらえた。お客さまが「自分ごと」として捉えてくれたんでしょう。(あと、イラストが入ってキャッチーになったのも大きい)
実は、1回目も2回目も、本文の中身はあまり変わっていません。でも、表紙の見せ方でお客さまの行動は変わる。そういうもんなんです。
どんな点でお客さまの興味を引くのか。これは、ツールを作成する際には必ず考えるべき点です。ここの出来次第で、ツールの成果はぐんと変わりますから。
せっかく想いを込めて作ったツールが、お客さまに見てもらえていないなら、はじめの「興味の引き処」だけ修正すれば、うまくいくかもしれませんよ。ぜひ、考えてみて下さいね~!
今回は1回失敗しちゃいましたが、改めて興味付けの大切さを痛感しました。
・・・って、こんな相談やアドバイスも、「個人店向け、クチコミ集客実践プロジェクト」では、バンバンやりますので、お気軽に相談くださいね~。
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