

今朝の話なんですけどね。100円ローソンに行って、お釣りが30円だったんです。で、ちょっとしたエピソードがあって30円、30円、30円て頭の中でグルグルと廻っていたんです。
そんなときに思ったんです。同じ「30円」でも表現の仕方を変えると、相手が受ける印象も変わるなって。
たとえば、ごく普通に書いたとします。
●30円
これって「30円」なんです。数字的な概念の印象なんじゃないかと思うんです。
☆視覚イメージを印象づける表現
同じ30円ですが、ちょっと表現を変えてみましょう。
●10円玉が3枚
こうすると、視覚的なイメージが膨らみます。10円玉が3枚見えてきませんか?「30円」と書くよりも視覚イメージが強くなると思うんです。
さらに「視覚」イメージを強めてみましょう。
●3枚の内、2枚はいつもの10円玉。もう一枚はピッカピカの10円玉。
どうでしょう?色がハッキリとしてきませんか?視覚イメージがぐんと増すのではないかと思います。この1枚になにか意味づけがあれば、こういう表現が活きてきます。
さらにさらに、「視覚」イメージを強めてみます。
●男は、20円を財布から取り出した。 さらにポケットに手を突っ込み、もう1枚10円を出した。
このようにすると「動き」が見えてきませんか?これまで静止画だったのが「動画」に変わると思うんです。
☆嗅覚を刺激する表現
さらにさらにさらに、今度は「嗅覚」を刺激してみましょう。
●男は、10円玉を鼻に近づけた。金属の匂いがするだけで異変はなかった。
どうでしょう?嗅覚・匂いに意識が向いてきますでしょう?
☆聴覚を刺激する表現
さらにさらにさらに、今度は聴覚を刺激してみます。
●「あと30円…あと30円で手術を受けられるのに…ここでお終いなのか…チクショー!」
「これ、使ってください」
「え?いいんですか…?安倍首相!」
セリフだけですが、いろいろと伝わりません?視覚のイメージも見えるし、聴覚・耳にも意識が向きます。やろうと思えば嗅覚も刺激できます。
☆味覚を刺激する表現
さらにさらにさらにさらに、今度は味覚を刺激してみます。
●男は、いつもの癖でぺろりと指をなめた。 「あれ?」金属の味がした。先ほどの10円玉だろう。 「そういえばお金触ったんだ、なめちゃった」
☆触覚を刺激する表現
さらにさらにさらにさらにさらに、触覚も刺激してみましょう。
●男は10円玉を3枚取り上げると、ぎゅっと握りしめた。冷たい風の吹く中、拳の中だけは温かく感じた。
とまぁ、表現の仕方によって相手の印象は変わります。我々がどう表現するかは
「どんな印象を相手に持ってもらいたいか」から逆算した方がイイです。特に販促においては。
どんな点に意識をしてもらうと、より商品の良さが伝わったり、試してみたくなるか。そういうことを考えながら言葉を選びたいものです。
今回は即興ネタでしたがいかがでしたでしょうか?
個人的になかなか面白かったです☆
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