

やっぱり、最近のマクドナルドってすごいんです。ほんとすごいから、目を離しちゃダメっすよ。好きとか嫌いは抜きにして、販促の狙いは、勉強材料にして損はないですから!
昨日の朝、マクドナルドの前を通るとこのようなタペストリーが掲げられていました。
↓こちら
期間限定で、2つのメニューが登場しているようです。
●1971炙り醤油ジャパン
●1955スモーキーアメリカ
どうやら、日本にマクドナルドが登場した年である1971年をイメージして作ったバーガーと、アメリカでうまれた(?)1955年をイメージして生まれたバーガーのようです。(当時の味を再現したのではないみたい)
この販促、何を狙っているのでしょうか?
これを考えるのが醍醐味ですよね~。当たってるかどうかはわかりませんけど、そのエッセンスを勝手に吸収すれば、勝手に応用することができますからね~。
いろいろと切り口はあると思うんですが、ぼくが注目したのは、「選び方」です。
上の二つのどちらかを選ぶのではありません。他のお店ではなく、マクドナルドのメニューを選ぶ「選び方」です。その提示の仕方が面白いなぁと思うんです。
普通、飲食店は「美味しさ」を全面に出しますよね。「こんなに美味しいから、食べて下さい」って。でも、マクドナルドの2つのバーガーは違う「選ばれ方」をしていると思うんです。
「1971年て、こんな感じなのかぁ」って、「昔のアメリカってこんな感じなんかな」って、ノスタルジーを感じたくって選ぶように作ってると思うんです。「美味しさ」じゃない理由で選ばれるしかけにしているんじゃないかなって。だからこそ「1971」とか「1955」ってハッキリと書いているんじゃないかと思うんです。
他にも、
●2つ対比して比較しやすくしている
●数字を入れている
●香りを感じる表現にしている
とかの視点もありますけど、やっぱりぼくの注目は「美味しさ以外」ってとこっす。
料理だからって「美味しさ」で選ばれなくてもいいんです。結果的に選ばれて、お客さまに満足して頂けたらそれでいいですよね~?
これって、「ライバル他社とは違う選ばれ方を選ぶ」ってこと。ちょっと言い方を変えると「お客さまの頭の中で起こることをコントロールしているしかけ」とも言えますよね。マクドナルドってすごいでしょう?応用しがいがあるでしょう?見逃せないっしょ!
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