

先日、回転ずしやさんの「はま寿司」に行ったんです。
食事中にトイレに行くと…すっごく美しい「しかけ」がぼくを待っていたんです。
それはそれは美しいのです。お客さんが意識をしないうちに動いてしまう。お店の意図したように動いてしまう。そんな「しかけ」でした。発見した時はとっても嬉しくって、いい切り口をもらったと思いました。
どんな「しかけ」だったかというと…このようなものです。
これはぼくの描いたイラストなのでわかりづらいかもしれませんが…。男子トイレの小便器のイラストです。で、その小便器はの前にはちょっとした段差があるんです。
ちょっとした段差を登って立つと、用を足すのにちょうどいい位置になるんです。その段差に登らないと、ちょっと遠くて不安なくらい。だから、自然と段に登ってしまう。段に登ると、自然と便器に近づきます。だから便器外にこぼれにくい。
そんなしかけになっているんです。
どうです?
美しくないですか?
え?おトイレだから美しくない?
いやいや、そこじゃなくって「お客さまを動かしちゃうしかけ」が美しいと思うんす。相手(お客さま)に意識させずに思い通りに動かして、結果を得ている(便器外に飛び散らない)。とってもとっても美しいと思うんです。
これって、お店ではそのままは応用しずらいですが(特許とってるみたいですし)、エッセンスは応用できるはず!
床面に目印をつけると、ひとってそこに足を合わせちゃうみたいです!そういえば、サマーランドでも人があるく通路は色がちがったなぁ。
応用にはちょっとひねりが必要ですが、ぜひ考えてみて下さいね~。
こんな「しかけ」事例を週2回配信中です!
↓ぜひメルマガ登録してくださいね!(まきや)