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お恥ずかしい話ですが、私(まきや)の失敗談です。
■やっちまった!!

ぼくの事務所のあるビルは、トイレはフロア共同なのでちょっとトイレに行くときは、鍵を開けたままで行くんですね。ササッと。

で、先日の水曜日です。そろそろ外出をするので、コンタクトレンズをしにトイレ(洗面台)に行ったんです。

そして、
戻ってきたら・・・・

ドアが、開かない!!!

ビックリしました。開くはずの事務所のドアが、開かないんです。鍵がかかってるんです。やっちまいました。

ぼくは何も持っていません。
鍵は持っていません。
スマホも持っていません。
お財布も持っていません。

持っていたのはメガネとコンタクトケース。そして、何故か名刺入れだけでした。何も持たない状態で、事務所を締め出されてしまったんです。しかも…その日ははじめてのお客さまとのアポイントがあるのに…

どうしよう…。
青ざめました。だって、そろそろ出発をしないと新規のアポイントに遅刻してしまうんですから。でも、何もできない。大家さんに電話をしたくても、スマホがない。公衆電話からかけたくても、電話代の10円もない。。。

 

■いい人で良かった&待つ時間て長い。

3分ほど頭が真っ白な状態でした。事務所の外をうろうろと歩いていました。でも、待ってても何も解決はしません。事務所の1Fに入っているテナントさんに入りました。そして事情を説明して、お電話を借りることにしたんです。幸いにも、スタッフさんはいい方で快く電話を貸してくれました。事務所の管理会社の不動産屋さんに電話をすると「本日は定休日」とのこと。水曜日はお休みみたいなんです!
ショック。。。

大変恐縮ながら、テナントさんに、「鍵110番」の番号を調べて頂けないかとお願いをしました。ほんとありがたいことに、パソコンで調べて下さりぼくはそこに電話を掛けました。幸いにもスグにつながり、30分~60分で来てくれるとのことになりました。

でも、ぼくは気が気じゃありません。この時、時刻は11時ちょっと前。新規のお客さまとのアポイントは12時だったんです。(しかも横浜でなく品川)

この時点で、遅刻確定です。
なのに、先方に連絡もできない状況で。何とか12時前には鍵を開けて頂き、すぐにでも電話で事情を説明したかったんです。

だから、鍵屋さんが来てくれるのが30分なのか60分なのかはめちゃくちゃだいじだったんです。事務所の前で待つこと数十分。時計もスマホもないので、今が何時なのかもよくわかりません。こういうときって、時間の経過を変な風に感じますね。おそらく必要以上に「時間がたった」ように感じていたと思います。

で、しばらく待つと軽自動車が到着し、鍵屋さん到着です。

■ヒーロー到着、そして高額!

正義のヒーローが来てくれたんです!!時間は何とかギリギリでしょうか(いやすでに遅刻は確定してるんですけど)。鍵屋さんは、事務所の鍵を見ると「道具を持ってきますね」と一旦車に戻りそしてすぐに作業を始めてくれます。

その時、ぼくは聞いてみました。

「あの、これおいくらでしょうか?」

って。やっぱり開けた後じゃ怖かったんです。

「ウチは解錠で19000円と消費税です」

何と!!
結構高い!!

実は…この手の失敗は過去に1度あったんです。同じように鍵を事務所内に置いたまま出てしまって締め出されたことが。その時も鍵屋さんにお願いをしましたが、ぼくの記憶だと1万円ちょっとだったと思うんです。(もう数年前だからうろ覚えですが)

ぼくの予想よりも2倍近く高い

でも、ぼくはお願いする以外に選択肢がありませんでした。もしその方を断ったら、また別の鍵屋さんにお願いをしなければならない。そのためには、またテナントさんにお願いして別の鍵屋さんを調べて頂く。。。超失礼。

仮にそんなことをしたら、アポイントの約束の方に連絡ができるのがまた30分~60分後です。何の連絡もないままの大遅刻、ありえない状況となります。何より、急なお願いに来てくれた目の前の鍵屋さんにも申し訳ないです。

「わかりました。お願いします」

ぼくはお願いをしました。鍵屋さんはカチャカチャと作業を始めてくれました。数分、いや10分ほど経った頃でしょうか。

カチャリ。

ハッキリ大きな音がしました!

「開きました?」

「はい、開きました」

よかった…無事に事務所内に入ることができました。事務所に入って時計を見ると11:58。超ギリギリです。。。実際にお伺いするのは遅刻確定ですが、何とかお時間ギリギリに先方にお電話をすることができました(実際にお電話できたのは12:03くらいでしたが…)。

先方には必死で事情を説明し、予定の待ち合わせ場所でお待ちいただくことができました。遠くから来てくださっていた方でしたので本当に申し訳ないことをしてしまいました。

結果的に、こちらの方とは無事に会うことができ、
結果的に、お仕事をご一緒させて頂けることとなりました。
そして、すんごく面白い展開ができそうな感じになりました♪

(これはあくまでも結果論です。遅刻は本当に申し訳ありません)

■高くても、断らずに「お願いします」という状況って?

今回の鍵の解錠サービスは、約10分間の作業で、税込20520円でした。

こんな時って、値段どうこうではありません。突発的に、必ず今すぐ解決しなければならないニーズなので金額は関係なく「お願い」する以外にない。鍵屋さんがいくらだと言おうと、お願いをする以外に選択肢がなかったんです。

たとえ3万と言われても、応じる以外になかったでしょう。10万円と言われたら、さすがに悩んだでしょうが…。

今回のお話で、何を言いたかったか。

「どうしても、今すぐ解決しなきゃいけないニーズ」

があるときは「金額ど外視」になるってことっす。個人的には、10分間で2万円というのは思っていたよりも高かったですが、やっぱり助かりましたもん。むしろ鍵開けに3時間かかって2万円の方がイヤ。10分で開けてくれたからこそ価値が高いわけです。今すぐニーズですから。

どういう商品を作るかってのは、商売人の選択です。こうしたニーズを助けるサービスも1つの選択肢ですよね。だって、超助かりましたもん。

 

■前回と前々回の記事

どのタイトルに興味わきますか?くぎづけの法則にチャレンジ!

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