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だから、言われてしまうのかも。
「勉強なんて、大人になって役に立たない」って。

一昨日かな。自宅で「父ちゃん教えて」と持ってきた問題は数学。因数分解をして解く問題(父ちゃんも必死よ、ついてくのに…)

長男は「解の公式だよね」って解こうとする。
父ちゃんは「ちょっと待て」と言う。「解の公式の前に、因数分解できるだろぅ?解の公式は計算力はつくかもしれないけど、工夫はしてないから頭はよくならんよ」と。

長男も父ちゃんがそう言うのは予想していたみたい。だから聞いてきたんだろうね。

んで、因数分解をする。
長男もやればできるのだ。

びっくりしたのはその後。
「(X-2)だから、符号を逆にしたのが答えだよね?」と長男は言う。うん、結果的には正解だけど、プロセスが気になった。

「どうやって、その答えに辿りついたの?」
「え?先生が言ってたよ。こういう時は符号を逆にしたのが答えだって」

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ん?
どうして符号が逆にしたら答えになるのかは教わってないの? そうなる理由があるでしょうよ?ステップを踏んでそうなるのでしょうよ?どうやら教わっていないらしい(先生は教えたけど、長男の頭に入っていないだけかもしれないけど)。

違うよ!!
それじゃマズイと思うのです。

「この式のパターンの時は、符号を逆にしたら答え」って覚えたとして、それが役に立つのって定期テストと受験だけだ。大人になってそれが役に立つことなんてないだろう。

そうじゃないよ。
学校の勉強て、「頭の使い方」とか「工夫の仕方」とか「論理的な考え方(を自ら考え出す)」とか、「願わくばクリエイティビティ」とかを育むことってだいじだと思うのです。

問題の答えを出すだけなんてつまらない。
だから「勉強は大人になって役に立たない」ってなっちゃう。そう感じた瞬間でございました。

あくまでも、ほんの一端で感じたモンスターペアレントのたわごとです。先生はおしえてるのにうちの子が理解してないだけの可能性も十分にあるんですけどね。ちゃんと意味も教えてほしいなぁ…。いやいや先生が教えなくたって自分で考えてほしいんだけどな。