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こんにちは!しかける販促マンのまきやです。

先日、駅の改札を出たところのコンビニで「こりゃ次回は行動が変わるかも!」という体験をしました。

ぼくは、缶ドリンクを一つ手に取ってレジへ向かいました。レジカウンターで店員さんに渡すと店員さんはこういうんです。

 

「セルフレジですと5%引きになりますが、よろしいですか?」

 

こんな感じ。そう、セルフレジが導入されているコンビニだったのです。ぼくはセルフレジ自体は何度も見たことがありますが、利用したことはほとんどありません。(1回会ったかなーと言うくらい)セルフレジがあっても、店員さんのレジに並んでしまう方です。

 

この日もそうでした。店員さんのいるレジに並んだのですがこういわれたのです。まぁこの日は、もう店員さんに渡しているし今からわざわざセルフレジに行くのもめんどいなと思って、そのまま会計をしてもらいました。

今回は行動が変わりませんでした。
おそらく、この案内は多くのお客さんにしているのだと思います。
(商品点数の少ない方に提案していると思われる)

 

でも、おそらくですが、この提案をしたからと言ってその場でセルフレジに行く人は少数派ではないかとも思うんです。

その場では、です。

その場ではセルフレジには移動しないけど(だって、もう店員さんのレジに並んだんだもの)次回はわからないですね。

 

「セルフレジだと5%引きになる」

 

という情報がインプットされたので、次回、レジに並ぶ前にそれを思い出せば店員さんのレジでなく、セルフレジに行くかもしれません。それは「小さな理由」があるからです。

 

「5%引きになる」

 

という理由があります。200円程の商品だったら10円引き。大きな額ではないかもしれません。だから「小さな理由」です。小さな理由でも、あるのとないのとでは違います。「小さな理由」は行動の源泉になるはずです。

 

●●だから
●●なので

 

という理由があると、人は選択を変えるきっかけになります。それは「理由の大きさ」よりも「理由の有無」がとても大きい

小さな理由であっても、1回その行動をしてしまうと経験者になります。1回目のハードルを越えると、2回目のハードルは小さい。次回からもその行動をする可能性が高まります。

このコンビニは、こうした案内を続けることで「セルフレジ経験者」を増やすことが狙いなのでしょう。

するとジワジワとセルフレジを選ぶお客さんが増える。店員さんの手間が減るようになるから、人員不足も解消されていくという狙いでしょうか。

 

きっと、今後は店員さんの作業量を減らす仕組みや機械が増えていくと思います。他業界でも導入されそうですね。まぁそこは今回の本題ではありませんが…

 

今回のテーマは、「小さな理由」でも、お客さまの行動は変わるきっかけになるということでした。理由の大きさよりも「有無」がだいじ。

ぜひ、お客さまに行動を促したいときは「小さな理由」を添えるようにしましょう。

 

ってなことを動画でも語ってみました。(同じ題材ですが、若干内容は違います)

↑動画で小ネタをたくさんアップしようと重い腰をあげまして…