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前回に続いて、プロ講師の「伝え方」を盗んできましたー☆(前回:プロの「伝え方」は、「たとえ」と「ギモン」と(その1)。

今回の題材は講師のプレゼンですが、要点は、POPでもメニューブックでもチラシでも使えますよ~。

今回のテーマは「ギモン」です。お客さまの頭に「ギモン」を作るんです。そしたら、聞いてもらえるっす♪ 先週末のDAFでは、ホントにうまいこと「ギモン」を使っている登壇者がいました。最後から2番目に登場した深沢真太郎さんです。

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深沢さんは、10分間のプレゼンの中で、言葉数は少ないんですが、とってもうまいんです。ついつい引き込まれてしまいます。次は何を言うんだろうって。

深沢さんのプレゼンについつい引き込まれる理由は「ギモン」だと思います。
(他にもあるけど、これが一番強い)

深沢さんはこんなことを言います。

「DAFを、数字で表すと3・3・1です」

と。

※DAFは、講師15人ほどが一人10分の持ち時間でしゃべるイベントす。呑めるTEDみたいなイメージでしょうか。

こんな風に言われると頭の中にギモンがわきませんか?「3・3・1って何だろう?」って。ギモンがわいたら、もうこっちのものです。お客さまは、ギモンの答えを知りたくなっていますからその次のことばを、固唾をのんで見守るわけです。もう次の言葉を聞きたくって、仕方なくなっているんです。

お客さまの頭の中にギモンを作ること。これがお客さまの聞き耳を集めるしかけなんです。

■ギモンの作り方は?

で、ですね。だいじなのは、その「ギモンの作り方」ですね。深沢さんがやっていたのは「なぞかけ」パターンです。先ほどのことばをちょっと変えると、こうなります。

「DAFとかけて、
3・3・1とときます、
その心は?」と。

なぞかけにすると、
「その心」が聞きたくなるんですよね~。

もう1つ、疑問を持ちやすい要素を挙げておきますね。

それは

●身近なテーマ

です。「DAFとは?」というのは、DAFイベントに来ている人にとっては、まさに自分ごとです。DAFに対して、もともと興味を持っていない人は、なぞかけにも興味を抱かないでしょう。

伝えたいお客さまにとって身近なテーマを使うことがだいじっす。当然のことですけどね。

 

■テーマは、我々のことにすればいいの?それとも?

……これが何を言ってるか、わかりますか?

お店のことや商品のことをテーマにするのがイイとは限らないってことです。

例えばですね、お店のイチオシ商品がハンバーグだとします。お客さまの興味ごとがダイエットだとします。その時に

「ハンバーグとかけて、●●と説きます。その心は?」

ってやっても、お客さまにはピンとこないわけです。ここにお客さまの興味ごとを入れてみます。

「ダイエットとかけて、
ハンバーグの3要素と説きます。その心は?」

どうでしょう?ダイエットに興味がある人にはこちらの方が喰いつきそうでしょう?

だいじなのは、我々が持っている商品についていうことではなく、お客さまが興味を持っていることについて話すことなんです。それをテーマにしながら、ギモンを作っていく。それができれば、お客さまをくぎ付けにできるってわけです。

高等技術ですが、やろうとするかしないかで、大きな差が出てきそうですよね。ぜひチャレンジしてみて下さい!

 

■前回の記事     プロの「伝え方」は、「たとえ」と「ギモン」と(その1)。

■前々回の記事    やっぱ「手書きハガキ販促」は、効くぜ!

■前々々回の記事   お金の頂き方を、ほんのちょっとズラせないか?

 

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