

あなたのイチオシ商品は、どんなものですか?
「○○みたいな商品」にあてはめられますか?
先週の土曜日はDAFイベントでした。講師17人が一人10分ずつのプレゼンをするイベント。ぼくも6回連続で出場させて頂きました。
↓ぼくっす。ワルまきやでしたー☆
で、そのイベントでグッと来たことを1つおすそ分けっす。「これがプロの伝え方だな~」ってじわじわ~っと染み入ったことです。テーマは「プロの伝え方」。どんな伝え方をすれば「伝わる」のか。その答えの2つがあったんです。
1つは「たとえ」。
もう1つは「ギモン」です。
■プロの伝え方1…「たとえ」
登壇者の2番手で登場したのがアンディ中村さん。職場コミュニケーションん専門家です。職場にいる人物像を戦隊もののゴレンジャーシリーズに例えてお話されました。
んもぅ、これが圧巻。
「面白くて」
「分かりやすくて」
「自分ごとになりやすい」
んです。
「赤レンジャーは○○な人。強みは○○で、弱みは■■」ってな風に5パターンに分けて
特徴を表現されていました。ゴレンジャーに例えられているからすごく理解しやすいんです。その特徴的なふるまいとかもいうから「自分ごと」にもなりやすい。「あ、ウチの○○さんは黄レンジャーだな」とか。「青レンジャーは○○さんぽいな」とか。
このアンディさんのプレゼンの分かりやすさの決め手は、「たとえ」だったと思うんです。
※本当はアンディさんの話術もなんですけど、再現にチャレンジできるのは「たとえ」なので。
職場にいる人物をパターン化して「ゴレンジャーにたとえて」いるんです。
ゴレンジャーはみんなが知っている存在です。見たことのある存在。
だ・か・ら、伝わりやすいんです。
ゼロからすべてを説明しようとすると、とってもとっても大変です。でも、相手の頭の中にある知識を使うと相手もすんなりと理解してくれるものです。
この「たとえ」は、いろんな場面で使えます。あなたの商品の良さを伝える時にも、「たとえ」は使えるはず!
「たとえ」がうまく使えると、お客さまの理解がめちゃくちゃ早くなります。お客さまがストレスを感じずに理解してれます。
たとえば、こんな説明はどうでしょう。
「円形で穴の開いた物体が、高さ数十センチの柱の上についていて、円の中から風が吹き出てくる装置」
ふぅ…。分かるようでわかりづらいかもしれないですね。これを、例えを使って表現してみます。
「羽のない扇風機」
こうすると一発ですよね。「扇風機」は誰もが知っている形です。その羽がないバージョン。それもイメージがしやすいんです。
「なんかすごく強引でわがままで暴力的な男性。友だちのものでもすぐに取り上げて持っていく。自分に嫌なことがあると、八つ当たりをしてくる」
というとなんか長いですすよね。これを「たとえ」を使って表現すると
「ジャイアンみたいな人」
と言えます。そうすると一発で理解できますよね。「ジャイアン」のことはほとんどの人が分かるからです。
このように相手の知識にある「たとえ」を使うとスムーズに理解できるものです。いっぱい説明をしなくてもいいんです。ポイントは、皆が分かる「たとえ」を使うことですね。一部の人しかわからないたとえだと伝わらない人も多くなりますから逆効果かも。
ここで考えてみてほしいのは、あなたの商品についてです。
あなたのイチオシ商品は、どんなものですか?
「○○みたいな商品」にあてはめられますか?
ぜひぜひ「たとえ」てみて下さい~☆
あ、もう一つのポイント「ギモン」についてはまた後日まとめさせて下さい~。こちらはかなりの高等技術っす。使えたらかっちょいいやつっすよ~。
■前回の記事 やっぱ「手書きハガキ販促」は、効くぜ!
■前回の記事 お金の頂き方を、ほんのちょっとズラせないか?
■前々回の記事 「究極の」よりも、「●●しない」に惹かれて買ったパン
↓こんな「しかけ販促」の裏側を、メールマガジンで毎週お届けしています!ぜひ登録してやってください!
2 Comments
2 Pingbacks