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SNSの投稿で、ぼく自身が内容云々の他にだいじにしていることがあります。それは、「話のホコ先」の向け方です。同じ内容の投稿だとしても、その話の持っていき方で読み手の印象は違うものになるものですから。

SNSはネット上でのコミュニケーションツールです。自分が思ったことを一方的に投稿するよりも、つながっている知人とコミュニケーションを取れることがだいじではないでしょうか?もっと具体的に言うと、投稿を見た人が「リアクションをとりやすく」することがだいじだと考えています。

あくまでも、ぼくが意識していることですが、ちょっとまとめてみます。ぼくはFacebookを日々利用していますので、その投稿を事例としてあげてみます。

■たとえば、ホコ先を「ムカッ!」を「トホホ」に変えてみる

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上は、ぼく自身が「傘を持つのが苦手なので、持たずに出かけたのに、結局家族の傘を持つはめになった」という話です。それを「なんでだよ!」とか「腹が立つ!」という意味合いで表現をすると、読んだ人も「この人は怒ってるんだな」「こういうことに腹を立てる人なんだな」と映ります。そして、その内容に共感できない人はリアクションがしづらくなります。

そこで、同じエピソードだけど、話のホコ先を変えて投稿しました。「結局、ぼくが持つことになってしまいました。トホホ」という感じ。さらに「自分の分1本分減らしておいてよかった」と結んでみました。すると、最後がポジティブな終わり方なので読んでくれた方の印象もホッと温かな光景に映ると思うのです(あくまでも、ぼくはそう「思う」のです)。

■たとえば、ホコ先を「偉そうな話」から「くだらない話」に変えてみる。

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上は、実はちょっとエラソーな内容の投稿です。「人の身体は、食べたものでできている。ならば人格は、行動や経験でできている」というような内容。我ながらエラソーです。そんな内容をエラソーなまま投稿したら、受け止めてくださる方もいるかもしれませんが、「何をコイツはエラソーに!」と見る方もいるでしょう。

そこで、そこ先を「くだらない」話に変えてみました。自分の目の前にあんドーナツをおいて、それを「食べないで自制」という行動をしているという話。どーでもいいですよね。エラソーな話に、くだらない話を組み合わせることで、読んだ方にも「こいつはくだらないことをしているなー」ととっつきやすく思ってもらえるようにと思ってのことです。結果的に、リアクションとして得られたコメントは「あんドーナツ」のに対するものでした^^

■たとえば、ホコ先を「自慢ばなし」から「自虐ばなし」に変えてみる

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上は、「新しいキャリーバッグを買って、セミナーに行くぞ!」という投稿です。普通に投稿をすれば、「新しいキャリーバッグです。いいでしょう?」という自慢話になる。それもいいんですけどね。

その話のホコ先を変えてみました。「キャリーバッグの車輪が回り過ぎて、バスの中で転がっていっちゃいました」と、ぼく自身が体験した「失敗エピソード」を加えたんです。すると自慢話が自虐話にかわりますよね?読んだ方のリアクションも、自虐に対する共感や同情になってくれました。

■SNSはコミュニケーションツールなんだから。

以上、ぼく自身が投稿で意識をしていることです。事例は3つだけですが。あくまでもぼくが考えているだけのことなので、「正解」なわけではありませんが、参考にしてもらえる部分があればうれしいです。

SNSはコミュニケーションツールなんだから、独りよがりではなくって、相手がリアクションしやすいものにした方がいいんじゃないかなーと思うんです。と言うぼく自身も、そんなにうまいことできているわけじゃないんですけど。

 

■前回の記事 リアクションGET名刺!ハガキ風名刺を作ってくれた方がいますっ!

■前々回の記事 お客さまとコミュニケーション!のきっかけができた@メルマガ

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