FavoriteLoading「お気に入り」に追加する

こんにちは!をかしな販促マンのまきやです。

この本は、誰にでもいい本ではないと思います。人に相談できない悩みを抱えている社長。特に中小零細企業の社長、個人事業主、まだ芽が出ていないフリーランスの方にはズドンと来ると思います。

「読みます!」とか「読みました!」とか言わなくていいから、こっそりと読んで見てほしいです。きっと救われるというか希望が見えるというか、「やらなきゃいけねーだろ!」って思えると思うんです。鬼原則というか逆に天使。読み終えた瞬間のぼくが今、そうだから。


本の内容は生々しい。著者の実体験満載だから実にリアル。

・ヤミ金で100万円借りたら、FAXとと電話だけですぐに振り込まれた。でも、すでに利息が引かれていて振り込みは63万円って話とか。・辞めよう辞めようと思っていたのに、見栄でお店を続けてしまった話とか

・友人の保険屋さんに「自殺って保険金は出るのか?」って聞いた話とか

・銀行にお金を返すのをやめた話。銀行マンの「信用に傷がつきます」よりも、保証協会の代位弁済の話

・値引き要求に対応していても、次に儲かる仕事なんて来ない話。儲かる仕事は、自信を持ってやっている会社に行くようになっている話。

・開店日よりも閉店日(閉店を決める基準)を決める話

・生半可な商売でうまくいくわけない話

・「ここがなくなったら困る」とお客さまに言われないお店・会社は、なくなってもだれも困らない話

などなど。包み隠さずに本音を語ってくれている(と感じる)、だから一つ一つのエピソードや言葉が重い。


「こうしなさい」というテクニック論ではなく、心構えが中心。具体策もあるけど、ぼくはそっちにズドンと来ています。自分の足らなさ、できてなさ、課題をズバズバと言われて叱られている感覚(他人ごとではなく、そう思えている自分にはホッとしている)です。

上にピン!と来る項目があった社長さんは、ぜひこっそりと読んでみてくださいませー。

 

まきや